トム・サックスの『ティーセレモニー』が 東京に上陸します! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

トム・サックスの『ティーセレモニー』が 東京に上陸します!

2016年、NYの〈ノグチ・ミュージアム〉がアーティスト、トム・サックスの作品が並ぶ「お茶室」になった。4月20日から〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開かれる彼の個展『ティーセレモニー』では、このときの展示品を多数公開。もしかしたら新作の発表も!?

2011年に制作された、トム・サックス流「お茶室」。《Tea House》 2011
(c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
ハイブランドのロゴで作られた便器や、同じくハイブランドの包装紙によるマクドナルドのバリューセット。高さ約6.4mのブロンズのハローキティや、真っ白なR2-D2を制作したことも。NYを拠点に活躍するアーティスト、トム・サックスの作品は、今の大衆文化を俯瞰するちょっとユニークな視点から作られている。

そんな彼が次に取り組むのは、「ティーセレモニー(=お茶会)」。4月20日から〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開かれる企画展『トム・サックス ティーセレモニー』で、茶会や茶道など日本の文化をテーマにした作品を多数展示する。
《Pam》 2013 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Ishidoro》 2015 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Bonsai》 2016 /《Stupa》 2013 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Pam》 2013 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Ishidoro》 2015 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Bonsai》 2016 /《Stupa》 2013 (c)Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery
トム・サックスとお茶といえば、2016年にNYの〈ノグチ・ミュージアム〉で開かれた同名の展覧会が記憶に新しい。その後、同年秋に赤坂の〈草月会館〉の石庭「天国」でも一部の作品を紹介。「NASA」と書かれた手びねりの茶碗や電動工具メーカー〈マキタ〉のモーターを装備した茶筅など、斬新な彼流の「茶道具」が飾られ、イサム・ノグチが手がけた端正な空間との異色の組み合わせが話題になった。
2016年秋、〈草月会館〉の石庭「天国」で開かれたトム・サックスの展覧会。トム・サックス流の「お茶道具」も多数展示された。photo_Kenya Abe
今回の展覧会は、NYで大好評だったこの展覧会の作品を東京でも見ることができるうえに、なんと新作の出品も予定されているとか。展覧会でしか購入できないオリジナルグッズも販売予定だ。茶道を習い、日本の文化へ深いリスペクトを向けるトム・サックスが、独自の視点で見つけた「茶の湯」とは。彼が亭主となったまったく新しい「ティーセレモニー」に、ぜひ参加してみよう。
2016年秋の展覧会で展示された〈マキタ〉のモーター付きの茶筅。photo_Kenya Abe
トム・サックス/1966年ニューヨーク生まれ。ロンドンの建築学校とベニントン大学を卒業後、建築家フランク・ゲーリーの事務所で家具制作に携わる。世界各地で数多くの展覧会に参加。主な展覧会にニューヨークのイサム・ノグチ美術館での「Tom Sachs: Tea Ceremony」(2016)、「Nutsy's」(2003・グッゲンハイム美術館・ベルリン)、ホイットニー美術館、オルブライト = ノックス美術館など。 photo_Mario Sorrenti

『トム・サックス ティーセレモニー』

〈東京オペラシティ アートギャラリー〉東京都新宿区西新宿3−20-2TEL03 5777 8600。4月20日〜6月23日。11時〜19時。月曜休(祝日の場合は翌火曜休)。入場料1,400円。