芹沢銈介が集めた、世界の“仮面と衣装”。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

芹沢銈介が集めた、世界の“仮面と衣装”。

〈静岡市立芹沢銈介美術館〉で、芹沢銈介が収集した世界各国の「仮面と衣装」をテーマにした展覧会が開催中! 見応えたっぷりの仮面に注目。

芹沢銈介収集 仮面(コンゴ民主共和国 ソンゲ族)と階段文様貫頭衣(ペルー インカ文化)
沖縄の紅型から独自の型絵染を創始した染色家、芹沢銈介。彼は世界中の工芸品を集める収集家でもある。芹沢銈介の作品はもちろん、彼が収集した工芸品4500点を収蔵する〈静岡市立芹沢銈介美術館〉では、世界の“仮面と衣装”に焦点を当てた展覧会が開催中だ。
芹沢銈介収集 獅子頭と刺子上着(日本)
本展は大きく10部屋に分かれる。前半の4部屋では着物や屏風、のれんなど、芹沢銈介の代表作品を展示。企画展の主役となる6部屋ではアフリカをはじめ、東南アジアや日本、中南米など地域ごとに部屋が分けられ、芹沢が収集した中から厳選された仮面と衣装、合計150点が紹介されている。
芹沢銈介収集 仮面(コートジボワール バウレ族)とラフィア椰子製スカート(コートジボワール ディダ族)
仮面は人間や神、精霊などが表現され、その地固有の造形感覚や表情を伺うことができ、地域の文化が色濃く反映されている。また地域の伝統や暮らしから生み出される各国の衣装も、伝統的な意匠や素材、独自に編み出してきた刺繍やデザインから、その地の人々の姿が浮かび上がる。

世界の仮面と衣装を通して、芹沢銈介が観た世界の文化とは。工芸品への旅に出よう。

「芹沢銈介の収集 -世界の仮面と衣装-」

〈静岡市立芹沢銈介美術館〉静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5 TEL054 282 5522。〜2019年3月24日。9時〜16時30分。月曜休。入場料420円。