過去最大級の個展『草間彌生 わが永遠の魂』。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

過去最大級の個展『草間彌生 わが永遠の魂』。

魂の限り、制作を続けたい。草間彌生は人生を丸ごと、芸術にかけている。その勢いは衰えるどころかますます強くなる一方だ。世界中で開かれる個展には多くの観客が詰めかけているが、今月東京で開かれる個展は過去最大級の規模になる。

〈わが永遠の魂〉シリーズより《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》2010年。約2M四方の大作が中心の最新シリーズ。
近年さらに大型化している草間の作品だが、今回は〈わが永遠の魂〉シリーズに注目だ。ほとんどが約2M四方という巨大なキャンバスに描かれ、鮮やかな色彩が自由奔放に乱舞する。2009年から着手、すでに500点以上が制作されたというハイペースかつそのどれもがオリジナルという多様さに驚かされる。具象と抽象を自在に行き来する絵は草間芸術の集大成だ。
《生命の輝きに満ちて》2011年。
Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo/Singapore, Victoria Miro Gallery London; David Zwirner, New York
今回はそのほかに1957年の渡米以前の初期作やニューヨーク時代のネット・ペインティングやソフト・スカルプチュア、帰国後の文学やブランドとのコラボレーションなど、草間の軌跡を余すところなく見せる。終わることのない芸術の旅はまだ続く。

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