宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ

わからないことが多いから人をひきつける宇宙。その宇宙にインスピレーションを受けたもの、宇宙を表現したアートが東京に集結する。

トム・サックス《ザ・クローラー》2003年。
Galerie Thaddeus Ropac, Paris/Salzbulg, 撮影:Philippe Servent
注目は国内外のアーティストによる、宇宙を体感できるインスタレーションだ。チームラボの新作は八咫烏が飛んできて観客にぶつかると色とりどりの花が咲くというもの。太陽光の強さを音に変換し、巨大な太陽フレア(火炎)などの映像とともに上映するセミコンダクターの作品などが、広大な宇宙空間を旅する気持ちにさせてくれる。

展覧会にはそのほかにガリレオ・ガリレイの手稿や曼荼羅など、過去に私たちが宇宙をどう見ていたかを探る資料や、巨大なブラックホールを中心に回る銀河系をモデル化した大型インスタレーションなども登場する。江戸時代に突如現れたというUFO「うつろ舟」にまつわる資料やロシアのロケット研究者、ツィオルコフスキーのスケッチ(複製)、火星での仮想住居の模型も。宇宙への夢が膨らむ展覧会だ。
チームラボ《追われるカラス、 追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space》2016年。
サウンド:高橋英明

〈森美術館〉

東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー53F TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル)。7月30日〜2017年1月9日。10時〜22時(火〜17時)。1,600円。公式サイト