2022年、注目の展覧会10選。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

2022年、注目の展覧会10選。

2022年の展覧会はビッグネームが目白押し! その中でも絶対に外せない10本をご紹介します。どれに行こうか迷うのも楽しみです!

●『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』東京都美術館:1月22日〜4月3日開幕日延期 ※2022年1月6日追記(北海道、大阪、宮城に巡回予定)

ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復後)1657-59年頃 油彩、カンヴァス 83×64.5cm © Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische
ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復前)1657-59年頃 油彩、カンヴァス 83×64.5cm © Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Herbert Boswank (2015)
レンブラント・ファン・レイン《若きサスキアの肖像》1633年 油彩、板 52.5×44cm © Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut
アドリアーン・ファン・オスターデ 《タバコを吸う二人の農夫》1664年 油彩、板 30.5×25.5cm © Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut
数百年前の絵を修復したら今まで知っていた絵と違うものになってびっくり、ということは時々あるけれど、フェルメール《窓辺で手紙を読む女》のビフォー・アフターは大きな驚きだった。1979年のX線調査で判明した、背後の壁のキューピッドの画中画は長年、フェルメール自身が消したものだと考えられてきたのだが、2017年にフェルメール以外の人物が消したことがわかったのだ。

上塗りの層を鋭いナイフで少しずつこそげ落とす、という根気のいる修復作業の結果、キューピッドの絵が姿を現す。東京での展覧会は《窓辺で手紙を読む女》がオリジナルと思われる姿に戻ってから初めて、所蔵館以外で展示されるもの。この展覧会にはレンブラントやファン・ライスダールら17世紀オランダ絵画の黄金時代を代表する画家たちの作品も並ぶ。17世紀のオランダでは裕福な市民社会の台頭を背景に、自宅に飾るのにちょうどいい家庭の情景を描いたものや風景画が流行した。当時の市民が堪能した技巧を味わえる。

(開幕の目途が立ち次第、新たな開幕日とチケットの予約開始日が公式サイトにて告知される予定)※2022年1月6日追記
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