『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』展が開催中! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』展が開催中!

浮世絵は江戸のグラビアだった。男子は任侠物に登場する強くてかっこいい男に憧れ、女子は美女や歌舞伎役者の女形に夢中になる。幕末の浮世絵師、歌川国芳と歌川国貞は、そんなヒーローやアイドルを描いて人気を博した。ともに初代歌川豊国の弟子でありながら対照的な作風と人生で知られる二人の展覧会が開かれる。

歌川国芳《国芳もやう正札附現金男 野晒悟助》弘化2(1845)年ごろ。 William Sturgis Bigelow Collection, 11.28900
国芳の《国芳もやう正札附現金男 野晒悟助》は剛をくじき柔を助ける正義の味方。猫好きの国芳は着物の柄に猫が集まり髑髏模様になる寄せ絵を描いた。国貞の《当世三十弐相 よくうれ相》では手紙を読む若い女性の、くしゃくしゃにした紙を噛み締める口元から嫉妬か怒りがあふれ出る。大ぶりの簪やインド更紗のような帯がいかにも洒落ていて、モデルがファッションリーダーだったことをうかがわせる。
歌川国貞《当世三十弐相 よくうれ相》文政4〜5(1821〜22)年ごろ。 Nellie Parney Carter Collection―Bequest of Nellie Parney Carter, 34.489
これらの浮世絵は最近までほとんど公開されることがなかったため、摺りたてのような鮮やかさだ。日本の宝が海を越えて里帰りする、貴重な機会だ。
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