ART
青森県立美術館が紹介する、青森の「色」。
December 4, 2015 | Art | casabrutus.com | text_Housekeeper
現在改修工事で閉館中の青森県立美術館が、名古屋で青森の魅力を紹介する展覧会をプロデュースする。
青森県立美術館は、設計を青木淳、サインなどのアートディレクションを菊地敦己、ユニフォームをミナ ペルホネンの皆川明が手がけている、デザイン好きにとっても見どころたっぷりの美術館だ。そんな青森県立美術館が、空の青、雪の白、りんごやねぶた祭りの赤など、青森を象徴し食生活や伝統文化にも影響を与えている「色」をテーマに名古屋で展覧会を開催する。
展覧会は3つのテーマに沿って構成されており、「青森県立美術館の魅力」では美術館に関わったアーティストたちと美術館の魅力を伝え、「青森の『色』と『形』」では音楽家の伊藤ゴロー、料理研究家の福田里香などが青森の色を表現、「青森の作家たち」では青森出身の太宰治と特撮美術監督・成田亨の仕事を紹介する。
会場は、愛知芸術文化センター アートスペースXをはじめ名古屋市内の書店やギャラリ―など全6か所。スタンプラリーも行われるので、市内観光を楽しみながら展示巡りを楽しみたい。12月10日には伊藤ゴローのフリーライブや、福田里香のカフェイベントも開催される。
『Fly Me to the AOMORI 青い森へ連れてって』
〈愛知芸術文化センター アートスペースX〉12月10日〜19日。