ボンジュール! ANDOさん光の教会とポンピドゥーへ。
『カーサ ブルータス』2018年12月号より
パリで開催中の『安藤忠雄―挑戦』内覧会に侵入。ANDOのライブアクションに、パリっ子も大興奮。
歴史ある街並みにエッフェル塔、ポンピドゥーセンターなど、ラディカルな建築を包み込んできたパリ。建築家を目指し、ル・コルビュジエに会いたいと、若き安藤が初の海外渡航でたどり着いた地でもある。半世紀以上経っても、青リンゴの気持ちで挑戦を続ける安藤。この展覧会はその集大成というより通過点なのだと印象づけた。
『安藤忠雄—挑戦』展 日仏友好160周年を記念する『ジャポニスム2018』の一環として開催中。〈Centre Pompidou〉Place Georges Pompidou, 75004 Paris TEL (33)1 44 78 12 33。〜12月31日。11時〜21時。火曜休。入場料14ユーロ。
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安藤忠雄
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所設立。打ち放しのコンクリートを使った独自の作風で、時代を代表する世界的な建築家の地位を築く。プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞など各賞受賞。