猪飼尚司の「段階的リノベーションのススメ」#03|ついに完成! 玄関開けたら、風呂&キッチン | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

猪飼尚司の「段階的リノベーションのススメ」#03|ついに完成! 玄関開けたら、風呂&キッチン

家は「一生に一度の大きな買い物」と言われますが、段階的にリノベーションすれば何度でも家づくりの醍醐味が楽しめるのでは? 多くのデザイナーや建築家の取材を通して学んだ暮らしのノウハウが、どこまで自分に活かせるか。デザインジャーナリストの猪飼尚司が、最初の自邸の改装から7年たった今、人生2度目のリノベーションに挑戦します。

バスルームは、白いタイルの部屋になりました。

BEFORE
デザイナーのima(小林恭+小林マナ)さん監修のもと始まった、人生2度目のリノベーション。工事がスタートしてから1か月半後に、ついに完成! 新居生活がスタートしました。

今回変えたことといえば、まず、玄関から浴室、その先にあるリビングへと抜ける廊下までを同じ白いタイル仕上げにしたこと。家の北側に位置し、小窓しかなかったため暗い印象だった玄関まわりに、明るくて開放的な景色が広がります。さらに浴室とキッチン仕切っていた壁を半分以上ぶち抜くことで、採光を確保。この壁を壊すときは、「ちょっと大胆すぎるかな」という迷いも正直ありましたが、結果的に大正解。開口サイズは、ちょうどキッチンカウンターが見えないくらいの高さにimaさんが調整。調理後の雑然とした状態でも、浴室側からのビューは常にすっきりとした印象に収めることができています。

自分の体には浅すぎた浴槽は、冬場寒いため、もっと深いものに変更する予定だったのですが、良いデザインのものが見つからず断念。その代わりに施工担当の方にお願いして既存のバスタブに穴を開けてもらい、追い焚き機能を追加しました。おかげでこれからの季節も、ゆったりと湯船に浸かって時間を過ごすことができそうです。
デンマークのホテルで見たインテリアを参考に、タイルは水平面を50mm角、垂直面を100mm角のタイルで仕上げ。シンプルで画一的なタイルでも、面で大きさを変えれば、軽快な印象になる。
前回のリノベーションとの連続性を求め、一部のモルタルはそのままに。白いタイルとのコントラストが面白い。お気に入りのピーター・アイヴィーの照明を飾るために、コーナーには専用のコンセントとフックを取り付けた。
浴槽を当初よりも壁に近い位置に移動したことで、反対側に生まれた30cmほどの余白。これを利用して、お気に入りのアートやオブジェを置いた「浴室ギャラリー」が完成した。
玄関の方を眺めると、大きな緑の壁が登場。これまで開放的すぎて来客に不評だったトイレに扉がついた。
この扉はスライド式になっており、右側に移動すると玄関を隠すことができる。一人きりのときは、基本この位置で固定して、トイレはオープンのままだ。
BEFORE

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