ル・コルビュジエが手がけたチャンディガールに出かけよう。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ル・コルビュジエが手がけたチャンディガールに出かけよう。

建築家、ル・コルビュジエが都市デザインしたインド、チャンディガールに焦点を当てた展覧会が5月26日からスタート。場所は改装を終え、リニューアルした〈建築倉庫ミュージアム〉だ。

ル・コルビュジエが建てた総合庁舎から覗く高等法院(高等裁判所)とチャンディガールの街並み。ホンマタカシ 《高等裁判所1》2013年、ラムダプリント (c)Takashi Homma Courtesy of TARO NASU
これまでにフランスの〈サヴォア邸〉やマルセイユの〈ユニテ・ダビタシオン〉、日本では上野の〈国立西洋美術館〉など、世界に名を残す建築作品を世に生み出した、ル・コルビュジエ。彼の魅力は建物本体だけではなく、建築物が建つ場所の環境や風景、風土、文化を尊重した都市デザインにもある。

その彼が世界でただ1つ、都市計画を実現したインドのチャンディガールに焦点を当てた展覧会『ル・コルビュジエ / チャンディガール展 –創造とコンテクスト-』が5月26日から〈建築倉庫ミュージアム〉でスタートする。展覧会では、実際の建築資料や模型、コルビュジエ自身が描いたオリジナルスケッチ、油彩画、リトグラフが公開され、彼が考えた“土地と建物”の関係性を垣間見ることができる。
コルビュジエ自身が描いた油彩画。ル・コルビュジエ 《牡牛 XVIII》1959年 所蔵:大成建設株式会社
さらに写真家・ホンマタカシが、2013年にチャンディガールに訪れて撮影した現地の風景と、そこに暮らす人々を撮影した写真、映像も展示。ホンマの作品を通して、模型だけではわからない都市のリアルを紹介していく。

多種にわたる作品によって、チャンディガールで建築家、ル・コルビュジエが感じて、生まれた思想とは、どんなものだったのか。ぜひ、足を運んでみたい。

〈建築倉庫ミュージアム〉

東京都品川区東品川2-6-10 03 5769 2133。5月26日~7月16日。11時〜19時(最終入館18時)。月曜休(祝日の場合、翌火曜が休館)。入場料3000円ほか。