〈ヴィトラ デザイン ミュージアム〉で未来の住宅を考える。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈ヴィトラ デザイン ミュージアム〉で未来の住宅を考える。

ドイツ・ヴァイル アム ラインの〈ヴィトラ デザイン ミュージアム〉で、住宅建築と集合住宅の未来を考察した展覧会『Together!』がスタートした。世界各国の建築家とともに、西沢立衛ほか日本人建築家の作品も多数紹介し、グローバルな視点でこれからの住まいのあり方を提示する。

einszueins architektur〈Wohnprojekt Wien〉(c) Hertha Hurnaus
私たちにとって住宅とはなんだろうか。日々の食事をし、眠りにつく場所。家族とともに暮らす場所。仕事をし、生活を営む場所という人もいるだろう。住宅がもつ意味は人にとってさまざまだ。働き方や暮らし方などライフスタイルの多様化にともない、今後、住宅の価値はさらに変化していく。
展示風景 (c) Hannes Henz
展示風景 (c) Hannes Henz
展示風景 (c) Hannes Henz
展示風景 (c) Hannes Henz
このテーマに対して世界各国の建築家が向き合い、自らが出した回答=作品を展示するのが本展だ。会場には、大規模アパートやヒッピーコミューンなど集合住宅の歴史的実例とともにヨーロッパ、アジア、アメリカのさまざまな建築家が手がけた住宅を模型や映像、住宅空間の再現などで紹介する。ここに展示される未来の集合住宅は、独立した住居としての空間提案だけでなく、誰かと共に暮らすこと、人との関わりについても考えるきっかけを与えてくれる。
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
成瀬・猪熊建築設計事務所〈LT城西〉(c) Masao_Nishikawa
〈ヴィトラ デザイン ミュージアム〉は1989年に開業。流線型を描くメインの建物はフランク・ゲーリーによるもので、敷地内にはヘルツォーク&ド・ムーロンが手がけた〈ヴィトラ・ハウス〉や、コレクションの常設展示を行う〈ギャラリー〉が設置されている。また、周辺にはSANAAの設計による工場や安藤忠雄による会議棟など有名建築がずらり。建築巡礼をかねて訪れたい。
オンデザイン西田司+中川エリカ〈横浜アパートメント〉(c) Koichi Torimura

『Together!』

〈ヴィトラ デザイン ミュージアム〉

Charles-Eams-Str.2 D-79576 Weil am Rhein
TEL +49 7621 702 3200。〜9月10日。10時〜18時。入館料17ユーロ。公式サイト