山形のクリエイティブ、その好例として。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

山形のクリエイティブ、その好例として。

現地に行って初めてクリエイティブ精神が横溢していることを知った。おっとり、のんびりしていて観光には心地良いところだが、こんな刺激も味わえる。最新プジョー308の奥深さを楽しみながら。

右がファッション棟、左がライフスタイル棟。プジョー308のサイドビューから後席の空間の広さが伝わってくるが、実際、このクラスとしては快適性が高い。
左沢線と書いて「あてらざわ」線と読むのだが、寒河江駅は山形駅から鉄道でもクルマでも30分ほど。その駅から徒歩3分で〈GEA〉がある。オバマ大統領夫人の服に使われた世界一細いモヘア糸を作った紡績会社が手がけるショップだ。駅前とはいってもひっそりしたもの。それだけにこの古い石造りの建物の存在感は強い。

GEAという名は、現社長の曾祖父の時代からこの地で紡績業を営んでいるが、そこで稼働してきた機械の歯車に由来する。この建物はもちろん元の工場なのだが、さらにその前は酒蔵だったのを移築したものだ。
ファッション棟の階段から。この棟の壁の手前にはガラス板が置かれていて、そこから効果音(紡績工場内部の作業音)が聞こえてくる。
山形といえば天童木工だが、それ以外にも陶芸やガラス工芸などの作家も多く活躍中だそうだ。GEAにもその作品が置かれている。さらにはピニンファリーナを辞めて山形市に本拠地を構えたデザイナー、奥山清行もいる。ここGEAの母体である佐藤繊維の社長ご自身もまたファッションデザイナーであることだし、実はクリエイティブな県なのだ。温泉、名山、さくらんぼ、に加えておこう。
ライフスタイル棟内観。