DESIGN
陶芸家、内田鋼一の萬古焼コレクションがクラスカに!
March 15, 2018 | Design | casabrutus.com | text_Tomomi Kato
展示会を開けば常に行列、即完売。現代作家を代表する人気陶芸家の内田鋼一が手掛ける、三重県四日市市に萬古焼の私設美術館。審美眼にも定評がある彼の貴重なコレクションが、クラスカ ギャラリー&ショップ ドー本店にて、3月31日から見られます!
三重県四日市市にある〈BANKO アーカイブデザインミュージアム〉は、2015年にオープンした四日市市を拠点として活動する陶芸家・ 内田鋼一が自ら設立し館長を務める私設美術館。彼が20年にわたって収集してきた萬古焼のコレクションを中心に、明治期より四日市市の地場産業として発展した萬古焼の中でも、とりわけデザイン性の高い萬古焼をアーカイブしたユニークな美術館である。
萬古焼は、作家のエゴがない実用の器として作られてきたこと、ほかでは作らないものや、どんな注文にも対応してきたキッチュな遊び心がその魅力。美濃や瀬戸など周囲に有名な釜場があるわりに意外と知られていない点や、良質な土が採れにくくなったため、低温で焼ける土を開発し、その結果鮮やかな原色が作れるようになった、といった特性も注目すべきポイントである。
萬古焼は、作家のエゴがない実用の器として作られてきたこと、ほかでは作らないものや、どんな注文にも対応してきたキッチュな遊び心がその魅力。美濃や瀬戸など周囲に有名な釜場があるわりに意外と知られていない点や、良質な土が採れにくくなったため、低温で焼ける土を開発し、その結果鮮やかな原色が作れるようになった、といった特性も注目すべきポイントである。
キューピー人形や貯金箱など、色鮮やかでキッチュなおもちゃのようなそれらは、当時の時代背景を色濃く映し出すものばかり…。
今回、〈BANKO アーカイブデザインミュージアム〉の貴重なコレクションの一部を CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店にて、3月31日(土) から初お披露目!この機会をどうぞお見逃しなく。
今回、〈BANKO アーカイブデザインミュージアム〉の貴重なコレクションの一部を CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店にて、3月31日(土) から初お披露目!この機会をどうぞお見逃しなく。
『BANKO archive design museum 展』
〈CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店〉