TRAVEL
【特別連載】皆川 明の旅の日記 #4
July 20, 2017 | Travel, Design, Fashion | casabrutus.com | photo & text_Akira Minagawa
6月、北欧に出かけたミナ ペルホネンデザイナー皆川 明が、旅の合間に見つけたあれこれを綴ります。
6月20日。
今朝は雨です。朝食は軽めにしてビュッフェの材料でオープンサンドというか半開きサンドを作ってみました。 この後はヘルシンキへ戻ります。今日からは昔よく泊まったユースホステルに泊まります。きっと懐かしいと思います。
ヘルシンキに戻りました。港で昼食。
今回はなるべく昔の旅のスタイルで。
なるべくひとり、なるべく簡素に過ごします。
今日のヘルシンキは曇り時々雨。
この少しどんよりした感じが僕は好きです。
アキ カウリスマキの映画っぽくて。
社員旅行でみんなと旅したことも良い想い出です。ミナ ペルホネンは多くの人が働くようになり働き方も変わってきました。これまでの人生はこのフィンランドとの出会いで大きく舵を切り、今は比較的大きな船で航海しています。いつの日か、桟橋でつり糸垂れて日々の暮らしの分を釣って暮らすことをも考えます。ネガティヴな思いではなく人生の節目について旅は考えさせてくれるものです。
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今朝は雨です。朝食は軽めにしてビュッフェの材料でオープンサンドというか半開きサンドを作ってみました。 この後はヘルシンキへ戻ります。今日からは昔よく泊まったユースホステルに泊まります。きっと懐かしいと思います。
ヘルシンキに戻りました。港で昼食。
今回はなるべく昔の旅のスタイルで。
なるべくひとり、なるべく簡素に過ごします。
今日のヘルシンキは曇り時々雨。
この少しどんよりした感じが僕は好きです。
アキ カウリスマキの映画っぽくて。
社員旅行でみんなと旅したことも良い想い出です。ミナ ペルホネンは多くの人が働くようになり働き方も変わってきました。これまでの人生はこのフィンランドとの出会いで大きく舵を切り、今は比較的大きな船で航海しています。いつの日か、桟橋でつり糸垂れて日々の暮らしの分を釣って暮らすことをも考えます。ネガティヴな思いではなく人生の節目について旅は考えさせてくれるものです。
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皆川 明
みながわあきら 〈ミナ ペルホネン〉デザイナー。1995年にブランドを設立。生地から手がける服は独特の世界観をもつ。近年では家具、食器、インテリアファブリックなどのデザインも手がけ、活動の幅を広げている。2016年には青山にライフスタイルショップ〈call〉、2017年には代官山に素材を売る店〈マテリアリ〉、金沢に町家を改装した〈ミナ ペルホネン金沢店〉など新店も続々。著書多数。本誌からも書籍『今日のまかない』特別編集ムック『ミナ ペルホネンと皆川 明』を発刊。