FOOD
【365日豆皿つまみ】“塩卵”|8月 アベクミコのエスニックつまみ。
August 16, 2022 | Food, Design | 365 MAMEZARA TSUMAMI | food & styling_Kumiko Abe photo_Kiyoko Eto text_Housekeeper
お気に入りの豆皿に新しい味をひとつ盛って、食卓を少し賑やかに。8月はタイ料理のプライベートダイニング〈DDD〉を運営している料理人・アベクミコさんのレシピをご紹介。ナムプラーやスパイス、果物などをうまく使った、夏にぴったりなエスニックつまみです。豆皿のストーリーとともにお楽しみください。【8月16日】
●塩卵
タイの昔ながらの塩卵(カイケム)は泥と塩を混ぜたものでアヒルの卵を覆って作りますが、これは卵で作った簡易バージョン。ゆで卵を塩水につけてふた晩くらい置きます。それ以上でも大丈夫ですが、塩味が濃くなるのでお好みで。茹で具合も自由ですが、今回は冷蔵庫から出した卵を沸騰したお湯に入れて8分。そのまま食べても、ヤムにしても、サンドイッチの具にしても。以前つくったプリックナンプラーをつけてもおいしいですよ。
レシピ(作りやすい分量)
卵 4個
A
水 300ml
塩 小さじ2
*プリックナムプラーのつくり方
青唐辛子を小口切りにして、ボウルに入れる。ナムプラーを適量注ぐ。ライムを一切れ分絞り入れる。
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illustration Yoshifumi Takeda
今月の料理人:アベクミコ
あべ くみこ 料理人。アパレルブランドに勤務する傍ら、いろいろな国を旅するうちにタイ料理に惹かれ、現地の屋台やレストランなど国内外でタイ料理を学ぶ。2018年、東京・東中野で予約制のプライベートダイニング〈DDD〉をスタート。ケータリングや出張料理などのほか、メニュー開発や料理イベントなども行なっている。近著に『エスニック料理。屋台飯もスパイスカレーも』(成美堂出版)がある。Instagram:@peaceful1024
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