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曲線を得て進化する〈オムプリッセイッセイミヤケ〉のタイムレスな服。

August 9, 2022 | Fashion, Design | PR | photo_Masanori Kaneshita (atelier) text_Yoshinao Yamada

2013年のデビューからまもなく10年を迎え、幅広い層に愛される〈オムプリッセイッセイミヤケ〉。その新しい挑戦が詰まった、2022/23年秋冬コレクション「A WORK OF ARC」とは。

湾曲したポールが構造をなすテントの造形に着想を得たシリーズ《ARC（アーク）》。ショルダーラインやパンツのサイドが円弧を描き、豊かな布の膨らみが人の動きと相まって美しいラインを生み出す。発色のいいアイテムも多く、定番アイテムとの組み合わせも楽しめそうだ。T-シャツ19,800円、パンツ26,400円。photo_Kosuke Mori

円弧のラインが新しいフォルムを生み出しました。

服飾史の歴史を変えた〈プリーツプリーズイッセイミヤケ〉の技術。それをベースに、現代を生きる男性のための新しい日常着を提案するブランドとして2013年にデビューしたのが〈オムプリッセイッセイミヤケ〉だ。

テントにかけるタープが持つ弓形のたわみに触発されたシリーズ《BOW（ボー）》。身体に馴染むシルエットにもう1枚生地を重ね、そのたわみで生地間にゆとりを持たせる。さらにスナップボタンを用いることで、これまでにない立体的なかたちに。ベスト24,200円、パンツ26,400円。photo_Kosuke Mori

軽く、快適な着心地。しわにならず、コンパクトに持ち運びができ、速乾性に優れた機能性。一定幅で加工されたプリーツの規則性が独自の表情を描き、色表現に優れたアイテムは、組み合わせ次第で自分らしさを自由に表現できるような服となった。

さらにフォーマルからアクティブまでシーンを選ばず、着る人の個性を引き出す服である。それは現代を生きる人々のニーズを多角的に満たす発明品といっていい。あらゆる日常に寄り添い、日々を豊かなものにしていくことが〈オムプリッセイッセイミヤケ〉の目指す姿だ。