ARCHITECTURE
山口・萩|江戸時代から残る趣ある町家を複合施設に再生!
『カーサ ブルータス』2022年8月号より
July 17, 2022 | Architecture, Design, Travel | window on the world | photo_Norio Kidera text_Housekeeper
山口県萩市に建つ築200年の町家が、宿、レストラン、茶寮、ギャラリーからなる複合施設〈舸子176〉に。
〈スモールクローン〉の佐々木一也が改修した館内は、ダイナミックな梁や漆喰壁を活かし、江戸時代から残る家具や廃材を椅子や扉にリメイク。ユニット〈TSUBAKI〉による中庭は、萩の岩を用い、近くの菊ヶ浜海岸から見える日本海の島々を表現。土地の記憶を現代へと繋ぐ新拠点だ。
〈舸子176(かこいちななろく)〉
山口県萩市浜崎町176 TEL 0838 21 5210。レストラン11時30分〜15時、18時〜22時、茶寮11時30分〜17時、ギャラリー11時30分〜20時。日曜・月曜休。