DESIGN
冷水希三子がキュレーションするうつわの販売展覧会。「usual/unusual」なうつわとは?
February 8, 2021 | Design, Culture, Food | casabrutus.com | text_Housekeeper
Casa BRUTUS本誌にもたびたび登場し、レシピや食卓のスタイリングを提案してくれる料理家・冷水希三子さん。ヴィンテージから若手作家の作品まで数々のうつわを目にし、使ってきた冷水さんが、器の展覧会をキュレーションしました。
業界きってのうつわ好きで知られる料理家の冷水希三子さん。アトリエのうつわ棚には、全国・海外へ赴くたびに買い求めたという和・洋・アジア様々な種類のうつわたちが1000枚ほど収められている。
ベルギーで購入した業務用の白いリム皿にはホタテのスープを、優しい黒の錆器の皿には果物のキムチ和えを、ミルクティー色のぽってりしたアンティーク皿にはとろりと半熟卵が載ったポテトサラダを。この料理にはこのうつわしかない! と思うほどしっくりする組み合わせのときもあれば、はっとするほど思いがけない使い方のときも。冷水さんのうつわ使いは、いつも遊び心に溢れている。
ベルギーで購入した業務用の白いリム皿にはホタテのスープを、優しい黒の錆器の皿には果物のキムチ和えを、ミルクティー色のぽってりしたアンティーク皿にはとろりと半熟卵が載ったポテトサラダを。この料理にはこのうつわしかない! と思うほどしっくりする組み合わせのときもあれば、はっとするほど思いがけない使い方のときも。冷水さんのうつわ使いは、いつも遊び心に溢れている。
そんな冷水さんがキュレーションしたうつわの展覧会が開かれる。『usual / unusual』と題されたその展覧会には、冷水さんが5人の作家にテーマの「usual / unusual」を伝え、制作をお願いしたうつわが並ぶ。
作家は、和歌山県・龍神村で作陶する中本純也、木工作家の佃眞吾、岡山で焼締めのうつわを作る寺園証太、韓国で作陶するイ・キジョ、ガラス作家の津田清和。もちろん、冷水さんがふだんから愛用しているうつわを作る面々だ。
作家は、和歌山県・龍神村で作陶する中本純也、木工作家の佃眞吾、岡山で焼締めのうつわを作る寺園証太、韓国で作陶するイ・キジョ、ガラス作家の津田清和。もちろん、冷水さんがふだんから愛用しているうつわを作る面々だ。
「普段何気なく使っているうつわに、たまに家を見渡して『ありがとう』と言いたくなるときがあります。”普通”が自分にとって、いいこと。今回、作家さんたちには作りたいものを作ってください! とお願いしました。どんなうつわが来るか、私もとても楽しみです」。
気に入ったものは購入可能。入場は予約制なのでお早めに。
気に入ったものは購入可能。入場は予約制なのでお早めに。
『usual / unusual』
〈CURATOR'S CUBE〉●東京都港区西新橋2-17-1八雲ビル3F TEL 03 6721 5255。
会期:2月12日〜28日。12時〜17時。月曜休。
会期中はアポイントメント制での運営。 メール(cc@landscape-products.net)にて問い合わせ、来廊希望日時をお知らせください。
※ 各時00分/30分より各回30分 (例 : 12時30分〜13時/15時〜15時30分)
※ 各回1組2名まで(お子様の同伴はその限りでありません)
※ 新型コロナウイルス感染状況に応じ、企画及び運営内容に変更が生じる可能性があります。