DESIGN
ヘッドが360度回転! 浮いているような使い心地を実現した〈バルミューダ〉の掃除機。
October 16, 2020 | Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
デザインの美しさと豊かな発想から生まれたクリエイティブな家電に定評がある〈バルミューダ〉から、新たな製品が発表された。それは、驚きの体験を提供する掃除機でした。
●新しく誕生した掃除機は、驚くほど軽やかな操作性。
「こんな家電があったら」。そんな思いを数々のクリエイティブなアイディアで実現してきた〈バルミューダ〉。2010年に《ザ グリーンファン》を、2015年に《バルミューダ ザ・トースター》を発表し、空調家電やキッチン家電に新しい風を生み出してきた。
そんな〈バルミューダ〉が構想から2年を費やしこの度発表したのが、《バルミューダ ザ・クリーナー》。まるで浮いているような使い心地を実現した、掃除機の概念が覆る製品だ。
この商品を開発するにあたり、自身の掃除機に対する気持ちを振り返ったという寺尾玄社長。そこで思い当たってしまったのは、自分が「思いっきりクイックルワイパー派」だということ。今まで、掃除機は不便だと感じ、家では使用していなかったのだという。まず解決すべきポイントは、「自分がなぜ掃除機は不便だと感じているのか?」
そんな〈バルミューダ〉が構想から2年を費やしこの度発表したのが、《バルミューダ ザ・クリーナー》。まるで浮いているような使い心地を実現した、掃除機の概念が覆る製品だ。
この商品を開発するにあたり、自身の掃除機に対する気持ちを振り返ったという寺尾玄社長。そこで思い当たってしまったのは、自分が「思いっきりクイックルワイパー派」だということ。今まで、掃除機は不便だと感じ、家では使用していなかったのだという。まず解決すべきポイントは、「自分がなぜ掃除機は不便だと感じているのか?」
理由のひとつは、掃除機は前後にしか動かすことができないこと。それは言い換えれば、可動域が極端に狭いということだ。ほうきやちりとりを使えば、掃除はどんな角度にも行き届きストレスがない。「前後にしか動かせない掃除機は、まるでハンドルのない車のように不便だと思いました」。
2つ目は、掃除機の取り出しにくさ。現行の製品はカラフルかつ大きいものが多く、部屋に出しっ放しにするとどうしても圧迫感がある。そうするとどこか倉庫に置く必要があるが、取り出すときにまあまあの距離を歩き、倉庫から数kgのものを持ってくるのはとても億劫だと感じていたという。
2つ目は、掃除機の取り出しにくさ。現行の製品はカラフルかつ大きいものが多く、部屋に出しっ放しにするとどうしても圧迫感がある。そうするとどこか倉庫に置く必要があるが、取り出すときにまあまあの距離を歩き、倉庫から数kgのものを持ってくるのはとても億劫だと感じていたという。
●掃除機の不便さを解消する、「ホバーテクノロジー」とは?
ではこれらのマイナスポイントを解消できる掃除機とは? その発想で生み出されたのが、《バルミューダ ザ・クリーナー》だ。特筆すべきは、軽やかな操作感。今回新しく開発された技術「ホバーテクノロジー」は、2つのブラシをそれぞれ内側に回転させ、床面との摩擦を低減。常に本体が浮いている状態を作り、自在なコントロールを可能にした。また、ヘッドが360度回転するため、難しい角度のごみも細やかな軌道を描きながら1度のストロークで吸うことができる。
掃除機のヘッドが前後左右、斜めにも動くというのは思いのほか使いやすい。掃除機をほうきのように両手で持ち、左右に大きく動かせば広い床もすばやくきれいにすることができるのだ。
また、寺尾氏が「ミニ四駆から着想を得た」という「角ローラー」は、壁にぴったりとヘッドを沿わせそのままスライドすることで、壁際やコーナー、階段の掃除を楽に行える。
また、寺尾氏が「ミニ四駆から着想を得た」という「角ローラー」は、壁にぴったりとヘッドを沿わせそのままスライドすることで、壁際やコーナー、階段の掃除を楽に行える。
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