有名シェフが手がける最新バー|寺尾妙子のNEWSなレストラン | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

有名シェフが手がける最新バー|寺尾妙子のNEWSなレストラン

人気のフレンチに3ツ星スペイン料理店、予約が取れない日本料理店が手がけるバーがオープン。話題のシェフたちの魅力が詰まったガストロノミーなバーに注目です。

〈VärmenのRAWBAR(バーマンのロウバー)〉

3月29日にオープンした〈東京ミッドタウン日比谷〉内、ビストロ〈バーマン〉に併設されたスペインバルだ。カウンターに並んだピンチョスやタパスをセルフでとって、その場合で支払いを済ませるキャッシュオンスタイルで、スタンディングでも楽しめる。

「こういう大きな商業施設って、ひとつの街のようじゃないですか。その中を見て回ったり、買い物をして歩けば当然、疲れますよね。そんなときにひと息つける憩いの場があるといいなと思って。映画館もあるので映画の前後に1杯だけ飲みに来てもらってもいいですし」

とその意図を語るのは、この店のオーナーシェフ、掛川哲司。魚メインのフレンチで人気の代官山〈アタ〉オーナーシェフであり、渋谷〈コエホテルトーキョー〉のブレッド&ダイニング〈コエロビー〉のプロデュースなども手がける旬の料理人だ。
スツール10席、ベンチ6席、テラス20席。
話題の商業施設とあって、レストランはどこも大賑わい。平日でもカフェには行列ができ、早くも予約困難になっている店もある。そんな中、2階の角地にある〈バーマンのロウバー〉は混雑時でもあまり待たずに利用できる、便利なスポットなのだ。
タパス6種、ピンチョス10種は時期によって種類が変わる。
時期ごとに産地が変わる生ガキは1個400円。シャルドネ主体の白「ミル・ブラン」600円と合わせて。
玉ネギのコンフィを添えたイカ焼きは1人前380円(左の小皿)。
シシトウのグリルは小皿1人前で200円(写真は大皿)。
バスク地方のチーズケーキ店のレシピでつくるチーズケーキは1カット400円。ワインとの相性もよし。
掛川哲司オーナーシェフ。1978年、神奈川生まれ。箱根〈オーベルジュ オー・ミラドー〉、青山〈ナリサワ〉といったフレンチのグラン・メゾンでの修業を経るなどして2012年、代官山〈アタ〉をオープン。
タパス6種、ピンチョス10種は時期によって種類が変わる。
時期ごとに産地が変わる生ガキは1個400円。シャルドネ主体の白「ミル・ブラン」600円と合わせて。
玉ネギのコンフィを添えたイカ焼きは1人前380円(左の小皿)。
シシトウのグリルは小皿1人前で200円(写真は大皿)。
バスク地方のチーズケーキ店のレシピでつくるチーズケーキは1カット400円。ワインとの相性もよし。
掛川哲司オーナーシェフ。1978年、神奈川生まれ。箱根〈オーベルジュ オー・ミラドー〉、青山〈ナリサワ〉といったフレンチのグラン・メゾンでの修業を経るなどして2012年、代官山〈アタ〉をオープン。
実はこの〈バーマン〉は、日本海側を代表する日本ワインの醸造所、新潟〈カーヴドッチワイナリー〉とのコラボレーション・レストランでもあり、同ワイナリーのアイテムをフルラインナップで揃えている。常にグラスで提供されるハウスワインは白がシャルドネ主体で華やかな香りと繊細なタッチが魅力の「ミリュ・ブラン」、赤が新潟市産メルロー主体、ベリーを思わせるニュアンスでタンニンがやわらかな「ミリュ・ルージュ」。掛川が得意とするイワシのマリネや、イカ焼きなどの魚介系をはじめ、ナチュラルに素材を生かす味付けのタパスやピンチョスとも抜群のマリアージュを見せてくれる。
シシトウのグリル200円、ローストビーフのタパス400円、「ミル・ブラン」グラス600円。
「そうなんです。やっぱり、兄弟なんでしょうね。自分の料理と弟がつくるワインの相性が驚くほどいいんですよ」(掛川シェフ)。

えっ?

「実は〈カーブドッチワイナリー〉は母が経営者、弟が醸造家という僕の身内なんです」

なんと話題のコラボの実態は家族コラボと聞いてびっくり! テラスの目の前は日比谷公園ということもあり、〈東京ミッドタウン日比谷〉で一番の絶景を誇ってもいる。新緑を眺めながらの一杯に、心地よく酔いしれてほしい。

〈VärmenのRAWBAR(バーマンのロウバー)〉

東京都千代田区有楽町1-1-3
東京ミッドタウン日比谷2F TEL 03 6205 7723。11時〜22時30分LO。無休。タパス150円〜、グラスワイン600円〜(以上、税込)。