小寺慶子のレストラン予報|永田町〈レストラン サンパウ〉 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

小寺慶子のレストラン予報|永田町〈レストラン サンパウ〉

『カーサ ブルータス』2019年6月号より

モダンスパニッシュの最先端に国内外の注目が集まるでしょう。

ホセリート社のイベリコプルーマのアサド(23,000円のコースの一例。内容は季節によって変わる)。
上は苺と桜のポストレ。下はわさびの葉と本鮪のタルタル。(23,000円のコースの一例。内容は季節によって変わる)。
ホセリート社のイベリコプルーマのアサド(23,000円のコースの一例。内容は季節によって変わる)。
上は苺と桜のポストレ。下はわさびの葉と本鮪のタルタル。(23,000円のコースの一例。内容は季節によって変わる)。
東京のミシュランガイドに掲載されているスペイン料理店のなかでも〈レストラン サンパウ〉といえば、ヌエバ・コシーナ(モダンスパニッシュ)を広めた先駆け的な存在。風光明媚なカタルーニャの地を皿上に表現した料理は、日本人に新たな食の価値観をもたらした。

昨年、30年続いたサン・ポル・デ・マルの本店は惜しまれつつも閉店したが、東京店は日本上陸15周年を迎えるにあたって永田町の〈ザ・キタノホテル東京〉へ移転。世界にただひとつの〈サンパウ〉となった新天地では、シェフのカルメ・ルスカイェーダが信念とする、土地へのリスペクトがより色濃く反映されたコース料理を堪能することができる。

今季はバルセロナと東京、サン・ポル・デ・マルという3つのルーツをテーマにした12皿構成のデグスタシオンコース。スペシャリテのイベリコプルーマも盛り付けが季節ごとに異なり、和の要素を取り入れた料理はじつに多彩だ。つねに最先端であり続けるという気概にトップレストランたるゆえんを知る。
オープンは3月28日。50周年を迎え生まれ変わった〈ザ・キタノホテル東京〉で新たな歴史を刻んでいく。
[予算]25,000円〜
ディナーはデグスタシオンコース23,000円と19,000円。ランチは7,000円、9,000円、16,000円。

[予約]早めに予約を
日本橋時代から通うゲストをはじめ海外フーディーからの注目度も高いため、早めの予約がおすすめ。

[ドレスコード] 華やかな装いで
白を基調とした空間はシンプルながら華のある雰囲気。ハレの日を意識した装いで出かけたい。

RESTAURANT SANT PAU

東京都千代田区平河町2-16-15 ザ・キタノホテル東京2F TEL 03 3511 2881。11時30分〜13時30分LO、18時〜21時LO。不定休。60席(10名まで利用可能な個室あり)。

小寺慶子

こでらけいこ ファッション誌、レストラン誌などの編集を経て、フリーのライターに。好きな食べ物は1にも2にも肉料理。塊肉を見ると反射的にアドレナリンが放出!