アズディン・アライア : ザ・クチュリエ | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

アズディン・アライア : ザ・クチュリエ

『カーサ ブルータス』2018年6月号より

昨年11月に急逝したファッションデザイナー、アズディン・アライア。その生前に企画された回顧展がロンドンで開催されている。「私はデザイナーではなく、クチュリエだ」という彼の言葉からタイトルを取り、職人的に創作されたその作品を振り返る。

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1940年チュニジアに生まれたアライアは、地元の美大で彫刻を学んだ後、仕立ての仕事を始める。パリに渡ってメゾンで修業を重ね、1980年に独立。グレタ・ガルボら大女優の服を作りながら、80年代の「ボディコン」スタイルの旗手として大ブレイクする。

愛犬を両脇に抱え、レザーのドレスを着たフレデリーク・ファン・デル・ワルとパリの街を歩くアライア。photo_Arthur Elgor 
親交が深かったナオミ・キャンベル。「アライアはアート、フード、カルチャーも教えてくれた恩師です」photo_Ellen von Unwerth
90年代からはファッションウィークから外れ、自らのペースで作品を発表。女性の身体を美しく引き立てる妥協のない服を一途に構築してきた。レディー・ガガもアライアのファンとして知られるが、彼の服は自信を持って輝く女性になれる魔法を秘めている。展覧会に先駆け、ニューボンド・ストリートに新しい旗艦店もオープンしたばかり。合わせて訪問してみたい。

the Design Museum

224-238 Kensington High Street, London TEL (44)20 3862 5900。5月10日〜10月7日。10時〜18時。無休。入場料16ポンド。

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