〈マーガレット・ハウエル〉の50年をひもとく記念フィルム公開。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈マーガレット・ハウエル〉の50年をひもとく記念フィルム公開。

〈マーガレット・ハウエル〉が、50周年を記念するショートフィルムを公開した。ブレない軸とモダンな感覚が共存する彼女のインスピレーションの在処とは。



「私の仕事の仕方は家具デザイナーや建築家に似ていると思います。あくまで実用的なものをデザインしているからです」

50周年を記念しブランドの本質をひもといたというショートフィルムは、マーガレット・ハウエル自身のそんな言葉から始まる。映像作家のエミリー・リチャードソンと共同で製作され、マーガレットのセカンドハウスがあるサフォーク州の自然豊かな風景とともに、インスピレーションの源やこだわりが自身の言葉によって語られるムービーとなっている。

印象深いのは、マーガレット・ハウエルの家族やお店のスタッフなど多くの人物の名前と思い出が語られること。いかに彼女が身近な人々からデザインの着想を得ているかがよくわかる。また、コレクション1着1着の質感に迫る映像も、素材選びに対する彼女の情熱を効果的に表現している。

フィルムの最後、マーガレットは1枚のポストカードを眺めながら「こういうのが私らしいわね」とつぶやく。自分らしさを熟知し、自分らしいものをチョイスする直感力は、「実用的で洗練されたデザイン」「上質な素材と気持ちの良い着心地」といった、〈マーガレット・ハウエル〉の一貫した魅力につながっているのだと実感した。それは50年間そうであったように、これからも貫かれることだろう。
神南店、オンラインストア限定で販売されるリミテッドエディションのクラシックシャツ。写真のカラーレスシャツ(メンズ/ウィメンズ)59,000円と、レギュラーシャツ(メンズ/ウィメンズ)59,000円の2スタイル。4月上旬発売予定。
4月上旬には、彼女が初めてデザインしたクラシックシャツからレギュラーシャツとカラーレスシャツの2スタイルがリミテッドエディションとして発売予定。生地は1970年代からオーダーし続けているというスコットランドの老舗製織業者デヴィッド・ジョン・アンダーソンの上質なシーアイランドコットンを採用し、エドモントンの自社工場で丁寧に仕上げられている。まさに〈マーガレット・ハウエル〉の真骨頂、ぜひ入手してほしい。

なお、日本で開催予定の展示『MH50』では、50周年記念ショートフィルムの番外編が公開される予定だ。

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