バカラで彩るインテリア術|第4回 総集編 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

バカラで彩るインテリア術|第4回 総集編

深く美しい透明感を備えたクオリティーの高いクリスタルの代名詞として、長い歴史を刻んできた〈バカラ〉。その上質さに触れる機会は、もっと日常であっていい。〈バカラ〉のある暮らしのヒントを紹介するシリーズの最終回は、ダイニング、リビング、アウトドアという3つのシーンを振り返ります。

連載第1回、ダイニングのスタイリング。
「バカラで彩るインテリア術」では、クリスタルブランドの最高峰として広く知られている〈バカラ〉のアイテムを、より日常的な空間で使いこなすコツを紹介してきた。250年以上の豊かな歴史をもつ〈バカラ〉だが、オーセンティックなグラスやシャンデリアから、現代のデザイナーによるスタイリッシュな製品まで、デザインのバリエーションはかなり広い。今回の企画では、インテリアスタイリストの川合将人さんが、クリスタルの魅力をうまく引き出す方法をシーン別に構成してくれた。

DINING ダイニング

ダイニングのシーンでは、インダストリアルな家具や素材感の豊かなテーブルウェアが、クリスタルの無垢な輝きに意外なほどフィットしている。
「空間のトーンを決めるものとして、壁や床と同じくらい重要なのが照明です。ダイニングスペースは、〈バカラ〉ならではの輝きやディテールが美しく、すっきりと見えるシャンデリア《テュイル・ドゥ・クリスタル》をチョイス。テーブルウェアは、ウッドや陶器の質感とクリスタルの相性を考えて組み合わせていきました」と川合さんは説明する。さらにシャンデリアのテイストを意識して、ナチュラルな色合いの中で白をキーカラーにしたのもポイントだ。

LIVING リビング

カラフルな家具や小物を取り入れ、家族のだんらんを感じさせる空気感を演出したリビング。暖炉の上にも様々なクリスタルのオブジェが並ぶ。
リビングのスタイリングのテーマは、コンテンポラリーなデザインの家具にヴィンテージやアンティークのアイテムをミックスすること。子どものいる家庭のイメージで、色のあるアイテムを選んでいった。

「ハイブランドの名作家具も使いながら、ドレスダウンした雰囲気を意図しました。さらに照明、グラス、オブジェなど様々な〈バカラ〉を取り入れて、全体のバランスを考えています」と川合さん。〈バカラ〉が現代のライフスタイルを豊かに彩るイメージを、空間全体で伝えた。黒いシェードのランプは、抑えた光でコーナーを照らしながら、黒の効果でスタイリングを引き締めている。

OUTDOOR アウトドア

自然そのものの素材感や炎とのコントラストで、クリスタルの魅力がいっそう輝くアウトドア。リゾートホテル風の演出が、〈バカラ〉のアイテムによって現実になる。
自然そのものの素材感や炎とのコントラストで、クリスタルの魅力がいっそう輝くアウトドア。リゾートホテル風の演出が、〈バカラ〉のアイテムによって現実になる。
「アウトドアのスタイリングは、ちょっと非日常感のあるリゾートホテルのような雰囲気にしたいと思いました。クリスタルを使ったトーチ型のランプ《ジャリューム》を等間隔に並べるのが気に入っています。ホームパーティーや友だちを招く時、いろいろな使い方ができるアイテムです」

クリスタルにLEDのイルミネーションを入れるのも、川合さんが好んで使う手法のひとつ。〈バカラ〉と人の距離を近づけてくれるアイデアだ。暖炉の炎によってきらめくクリスタルにも、特別なものがある。
川合将人 インテリアスタイリスト。1978年東京生まれ。都内のインテリアショップ勤務を経て独立。雑誌での仕事をはじめ、住宅メーカーや家電メーカーのモデルルームのスタイリングなどを幅広く手がけている。