フィリップ・スタルクの最新作は宇宙のホテル? | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

フィリップ・スタルクの最新作は宇宙のホテル?

『カーサ ブルータス』2018年9月号より

デザイン界のスーパースターがついに宇宙船を発表。スタルクが2020年宇宙の旅へと誘います。

スタルクが提案する宿泊モジュールのインテリア。宇宙に浮かぶ星と連動するように、色が変化する数百のナノLEDを壁面に設置。料金は10日間で約61億円。
雑貨や家具からホテル、ヨットまで、フィリップ・スタルクにデザインができないものはない。その最新作として発表されたのが、世界初の商用宇宙ステーションの宿泊モジュールだ。

クライアントは世界有数の宇宙探査会社、アクシオム・スペース。2020年に国際宇宙ステーション(ISS)への探検を目的とした初の宇宙観光プログラムを行う彼らは、船内の一部インテリアを依頼した。重力のない世界でスタルクが描いたのは、巣で眠る卵のように心地よく安心感のある空間だ。ベージュがかった柔らかな壁は、胎内をイメージして素材や仕上げを決めたもの。壁には数百のナノLEDが輝く。
モジュール内のメディカルバッグなどもデザイン。モチーフは、母親のお腹の中。
乗客は7〜10日間、無重力の世界で居住するという。ラグジュアリーな宇宙ステーションという、他にない宿泊体験。この客室に包まれて見る宇宙の姿は、どのようなものになるのだろうか。
2020年に開始予定!

フィリップ・スタルク 1949年、パリ生まれ。カモンド装飾美術学校を卒業後、18歳で自らの事務所を設立。ナイトクラブや大統領公邸など、プロダクトから空間までいずれの作品も話題作に。

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