DESIGN
陶芸家・小野象平ら気鋭の8組の作家による展示が開催中。
January 17, 2018 | Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
日本の陶芸をリードしてきた人気陶芸家、小野哲平。その長男である小野象平をはじめ、8組のクリエイターの作品を集めたエキシビションが〈シボネ青山〉で開催されています。
インドやタイへの旅からインスピレーションを受けて作陶を続けてきた人気陶芸家、小野哲平。その長男として、幼い頃から旅をしながらものづくりの環境に身を置いてきた陶芸家の小野象平が、〈シボネ青山〉で500点におよぶ器を展示販売しています。
1985年生まれの象平は会社員として働いた後、グラフィティアートに憧れて渡英、滞在中に出会った陶芸家の鯉江良二の作品に感銘を受けて弟子入り。その後、鯉江の弟子でもあった父・小野哲平の指導を受けて独立したという経歴を持つ陶芸家だ。
象平は作品を作る際、自ら山に土を掘り、木の灰を使って釉薬も一から作るという。高知の太陽をたっぷりと浴び、土地の恵みを口にする生活を送りながら作られる器は、象平本人のようなおおらかさと素朴な人間味がある。
今回の展示では、そんな小野象平の作品を手にとって購入できるほか、会期の後半には安永正臣、郡司庸久・郡司慶子、浅井庸佑ら「BORDERLESS」をテーマに選ばれた8組の作家も作品も展示販売する。ぜひ、前半と後半それぞれで会場に足を運びたい。
今回の展示では、そんな小野象平の作品を手にとって購入できるほか、会期の後半には安永正臣、郡司庸久・郡司慶子、浅井庸佑ら「BORDERLESS」をテーマに選ばれた8組の作家も作品も展示販売する。ぜひ、前半と後半それぞれで会場に足を運びたい。