リートフェルトの影響も? オランダの玩具〈ADO〉。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

リートフェルトの影響も? オランダの玩具〈ADO〉。

明快な配色はリートフェルトの《赤と青の椅子》のよう! オランダの国民的デザイン玩具が日本初公開されます。

《ジャンピング・ジャック(あやつり人形)》
1925年ごろ

玩具には、ベニヤの合板やブナ材、口に入れても大丈夫な塗料が使用された。よい玩具とは、単純な形で明快な素材、そして子供が想像する余地を残したデザインが重要だとフェルズーは語っていた。写真の玩具はすべてCODAミュージアム蔵。
オランダの家庭で何世代にもわたり受け継がれている玩具〈アド(ADO)〉。そんなオランダの国民的玩具が、東京オペラシティアートギャラリーで開催される『オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO』展で、日本で初めて大規模に紹介されることになった。

《青果トラック》
1953年

「オランダのモダンデザインを語る上で、家具や建築のリートフェルトと絵本やグラフィックデザインのブルーナは皆さんもよくご存じだとは思うのですが、時代もジャンルも異なる二人を結ぶ存在として、玩具のアドを取り上げました。この3つを通して見ることで、見た目の美しさはもとよりオランダのデザインと社会との関係が浮かび上がってくると思います」

と学芸員の福士理さんは語る。