2021年、注目の展覧会10選。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

●『佐藤可士和展』国立新美術館:2020年2月3日〜5月10日

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「国立新美術館」VI計画 2006年
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「日清食品関西工場」トータルプロデュース 2019年
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「宇宙」1974年 色紙のコラージュ 48×50 cm
展覧会が開かれる〈国立新美術館〉のシンボルマークやサイン計画、ユニクロのグローバルブランド戦略など数多くのプロジェクトを手がけるクリエイティブ・ディレクター、佐藤可士和。この展覧会は幼少時のコラージュ作品に始まり、過去30年の彼の軌跡を振り返る過去最大級のもの。パッケージや駅の連貼りポスターはもちろん、工事の仮囲いから道端で配られるポケットティッシュまでもメディアととらえる広告戦略など、彼の革新性に迫る。

中でも真っ白なタオル自体が「安心・安全・高品質」を象徴するアイコンとなる「今治タオル」や、手塚貴晴・由比設計の楕円形の建物が「園舎自体が巨大な遊具」という佐藤のグランドコンセプトを体現する「ふじようちえん」など、佐藤独自の「アイコニック・ブランディング」は圧巻だ。立体化した巨大なロゴによる大規模なインスタレーションなども登場して、展覧会自体が彼の作品になる。人々を振り向かせる吸引力を持つ発想の源に近づける。

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