もしも自分の家に、こんなものがあったら? 〈国立工芸館〉のデザイン・工芸コレクション展開催。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

もしも自分の家に、こんなものがあったら? 〈国立工芸館〉のデザイン・工芸コレクション展開催。

東京から金沢に移転し、10月25日に開館した〈国立工芸館〉。移転開館記念展の第2弾として、2021年1月30日から『うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション』を開催します。

ルーシー・リー《コーヒー・セット》1960年頃。ナチスの迫害を逃れイギリスに渡って間もない1940年代に制作されたガラスのボタンや、陶製のネックレスなども含め、〈東京国立近代美術館〉所蔵の12点をすべて展示する。〈東京国立近代美術館〉蔵。Estate of the artist. photo_エス・アン ド・ティ フォト
「色絵磁器」で第一回重要無形文化財保持者(人間国宝) に認定された、富本憲吉の《色絵家形筆架》1937年。〈東京国立近代美術館〉蔵。photo_アローアートワークス
富本憲吉《白磁珈琲器》1933年。工業化が進む中で早くから量産陶器の製造を模索するなど、陶芸家としてだけでなく、デザイナーとしての先駆的な実践も改めて評価されている。〈東京国立近代美術館〉蔵。
もしも自分の家に、こんなものがあったら――? こう想像することは、私たちがものを使ってみたいと思うきっかけであり、作り手が新しいものを生み出す原動力にもなる。自分自身の、あるいは誰かの、より快適で美しく彩りのある生活を夢みたデザイナーや工芸家たちによって、さまざまな器や家具が作られてきた。

2021年1月30日から始まる『うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション』展では、クリストファー・ドレッサー、富本憲吉、ルーシー・リーを中心に、〈国立工芸館〉のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品を約150点紹介する。誰もが家の中での過ごし方や社会との関わり方を見直しつつある今だからこそ、生活を豊かにするデザインと工芸の可能性を信じた彼らの思考をたどりながら、これからの暮らしを考えてみてはいかがだろう。
富本憲吉《赤地金彩梅模様碗、皿》1930年〈東京国立近代美術館〉蔵。photo_Gottingham
インダストリアルデザイナーの先駆け、クリストファー・ドレッサーの《卵立て》1878年頃。100年以上前にデザインされた金属器だが、現代の我々の眼にも新鮮に映る。〈東京国立近代美術館〉蔵。photo_斎城卓
1876年に来日し、正倉院御物など日本各地の古社寺や工芸品を視察したクリストファー・ドレッサー。その経験から得た知識とデザイン理念はヨーロッパ美術のデザイン運動にも影響を与えた。《ガーデン・チェア 》1867年〈東京国立近代美術館〉蔵。photo_アローアートワークス

『国立工芸館石川移転開館記念展II うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション』

〈国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)〉
石川県金沢市出羽町3-2。TEL 050 5541 8600(ハローダイヤル)。2021年1月30日〜4月15日。9時30分〜17時30分(最終入館〜17時)。月曜休(3月29日、4月5日、4月12日は開館)。観覧料500円。来館日時指定・定員制を導入予定。詳細は公式サイトでご確認を。

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