DESIGN
歴史ある景徳鎮の陶芸窯跡に、博物館がオープン。
『カーサ ブルータス』2020年12月号より
November 16, 2020 | Design, Architecture | window on the world | text_Megumi Yamashita
陶磁器の産地として名高い景徳鎮。宮廷専用の焼き物が作られた「御窯」の遺構跡に、その歴史を継承する博物館が完成。
設計は北京の〈スタジオ・ジュペイ〉で、新旧の煉瓦を混合して使ったアーチ型の建物は、伝統的な窯のフォルムを踏襲したもの。館内には展示ギャラリー、ショップ、カフェ、シアターほか、遺跡を保存した中庭もあり、内外と上下、新旧の境界を曖昧にした設計が面白い。