あの『スイミー』の原作者、レオ・レオーニの知られざる世界。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

あの『スイミー』の原作者、レオ・レオーニの知られざる世界。

国語の教科書にも採用され、幅広い世代から愛される絵本『スイミー』。その作者であるレオ・レオーニの回顧展が、〈板橋区立美術館〉にて開催中。代表作の原画はもちろん、油彩画や知られざる政治風刺イラストなど、彼の多彩な素顔を見ることができる。

レオ・レオーニ『スイミー』(1963年)Swimmy ⓒ 1963 by Leo Lionni, renewed 1991/Pantheon On Loan By The Slovak National Gallery
絵本作家で知られるレオ・レオーニだが、そのキャリアはミラノでのグラフィックデザインの仕事から始まる。その後第二次世界大戦が近づくと、ユダヤ系であることからアメリカへ亡命し、広告デザインや雑誌のアートディレクションで活躍する。1959年に初の絵本作品を手がけて以降は、年に1冊のペースで絵本を制作し、その傍ら、油彩画や彫刻、版画作りも精力的に行った。
レオ・レオーニ『フレデリック』(1967年)Frederick ⓒ 1967,renewed 1995 by Leo Lionni/Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family
〈板橋区立美術館〉にて開催中の『誰も知らないレオ・レオーニ展』は、絵本作家としてのレオーニの魅力を伝えると同時に、彼の知られざる一面にもフォーカスした内容となっている。絵本作家としては、先述の『スイミー』や、詩人のねずみが主人公の『フレデリック』といった代表作の原画の展示に加え、未発表のスケッチが初公開に。なかでも世界に5点しかない『スイミー』の原画は必見だ。

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