空間から体験を作り出す、ソニーの新たなる挑戦。|Life Story – Sony and LIVING MOTIF | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

空間から体験を作り出す、ソニーの新たなる挑戦。|Life Story – Sony and LIVING MOTIF

音楽や映像の楽しみ方が、いま大きく変わろうとしている。ソニーの新プロジェクト「Life Space UX」が目指すインテリア空間に溶け込む進化型のAV機器を体験する。

テーブル上の《シンフォニックライトスピーカー》(発売未定)は、有機ガラスシリンダーの振動で全方向に高品質な音を送る。一方、超短焦点プロジェクターは、4K映像を再生する大型(ソニーストア価格5,000,000円)とポータブルサイズ(発売未定)が揃う。
日本を代表するメーカーとして、常に先を歩んできたソニー。その最新プロジェクトの一つ「Life Space UX」は、彼らが最も得意とする映像や音響分野の知恵と技術の総力を集め、従来にはなかったデザイン思想によるモノづくりに挑戦したものとして、熱い注目を集めている。デザイン=意匠性という発想から離れ、ユーザーの生活の質や豊かな時間の過ごし方に重点を置き、より自由で開放的な家電と人との関係性を模索。UX(ユーザー・エクスペリエンス)と銘打つように、同プロジェクトは、機器がプロダクトデザインの領域を超え、新たな体験を生み出すことを目指している。
スピーカーとバッテリーを内蔵した移動可能な《ポータブル超短焦点プロジェクター》と照明とスピーカーが一体化した《LED電球スピーカー》(ソニーストア価格23,880円)。空間の佇まいを崩さない存在を目指す「Life Space UX」は、子供部屋(右)、ワークスペース(左)など、多様なシーン、インテリアにマッチする。
今季のデザインイベントでは、〈リビング・モティーフ〉とのコラボレーションにより、10月2日〜11月3日に「Life Space UX」の理念を具体的な空間で視覚化。自由な投影スタイルを実現する超短焦点プロジェクターや、照明とスピーカーを一体化したアイテムなど、ユーザーのインテリアに溶け込みつつ、使い方次第ではこれまでにない映像・音楽体験が得られる4つのプロダクトが紹介された。

プロダクトとしてのデバイスの存在を最小限に抑えたことで、まるで機能に直接触れているような感覚さえ覚える一方、純粋に高品質な音と映像を堪能できる空間に、来場者も興味津々。こうした生活環境がデフォルトとなる日も、そう遠くはなさそうだ。