土田貴宏の東京デザインジャーナル|E&Y「evergreen」展に見るデザインの最前線 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

土田貴宏の東京デザインジャーナル|E&Y「evergreen」展に見るデザインの最前線

30周年を迎えた〈E&Y〉の展覧会が、東京・六本木のアクシスギャラリーで開催中だ。トム・ディクソン、マイケル・ヤングをはじめ、国内外の優れたデザイナーを起用してきた家具レーベルの”evergreen(エバーグリーン)”とは。

展覧会は六本木のアクシスギャラリーで12月20日まで開催中。過去の代表作と2つの新作コレクションで構成されている。
内外の優れたデザイナーを独自の視点でピックアップし、オリジナルの製品を開発して、市場に流通させる。そのような活動をするインディペンデントな家具レーベルは欧米では珍しくないが、現在の日本にはほとんど見当たらない。〈E&Y〉はそうした活動を30年にわたって続け、特別なポジションを築いてきたブランドだ。1994年発表のマイケル・ヤングの《マガジンソファ》のように、その間に生まれてロングセラーになったものもある。本展は、その軌跡を振り返る意図もあるが、単なる回顧展ではない。
グリーンのフィルムの奥にはマイケル・ヤング、トム・ディクソン、ジャン・マリー・マソーらによる往年のプロダクトが。こうした歴史をふまえて現在の活動がある。