DESIGN
機能を超えて生まれた形、《キャブ》の思想に迫る。
November 22, 2015 | Design | a wall newspaper | photo_Kenya Abe text_Takahiro Tsuchida
「完璧な形態を生むのは機能ではない」とベリーニ。名作《キャブ》の新モデルを通して、彼の哲学を聞いた。
巨匠ベリーニ80歳、まだまだ現役です。
今年10月に来日し、カッシーナ・イクスシーで新作家具についてプレゼンテーションしたイタリア人デザイナーのマリオ・ベリーニ。80歳を迎えた現在もエネルギッシュで常にユーモアを忘れない、正真正銘の現役デザイナーだ。
イタリアデザインのリビング・レジェンドといえば、まず名前が挙がるのがマリオ・ベリーニだ。1960年代から建築家として活動し、70年代にはイタリアを代表するデザイナーとなった彼は、80歳の今も精力的に活躍中。先日は、77年発表の代表作《キャブ》の新しいバリエーションとともに来日を果たした。
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