DESIGN
心の豊かさを届ける〈ワン フラワーウェア〉の丸い花器。
May 18, 2020 | Design | casabrutus.com | photo_Yudai Kusano,PRODUCT DESIGN CENTER text_Tomoko Odaka editor_Keiko Kusano
プロダクトデザイナー・鈴木啓太が全国8工房の職人たちと手を組み、さまざまな素材と技術でモダンな丸い花器を作り、支え合う〈ワン フラワーウェア〉プロジェクトをスタートさせた。
プロダクトデザイナー・鈴木啓太が〈ワン フラワーウェア〉プロジェクトを立ち上げたのは、いまだ収束しない新型コロナウイルスによるこの状況下で「自分が今プロダクトデザイナーとして世界にできること」を考えたことから。お花見もできなかった3月から外出自粛生活は続き、自然を恋しく思う気持ちが破裂寸前の今、季節の豊かさを家で少しでも楽しんでほしいという思いが込められたプロジェクトなのだ。
展開されるのは、どんな花や部屋にも馴染む球状の花器。青磁(鍋島焼)、陶器(唐津焼)、ガラス、木工など、素材の違いと職人技によって、その球体は地球や惑星のようにも、朝露や雨粒のようにも、春の空や河原の石ころのようにも見え、不思議に心が癒される。すべて職人の手仕事で仕上げられた一点もの。購入することで、現在イベントの中止や観光の自粛などで苦境に立たされている職人たちを支援することができる。また、売り上げの一部は公益社団法人日本医師会に寄付されるため、医療従事者への支援にもつながる。
以前は気にも留めなかった道端の雑草の美しさに感動したり、誰かを思いやることの豊かさにハッと気づかされるような日々が続く。いつでも心を丸く保つことは難しいけれど、〈ワン フラワーウェア〉の丸い花器にちょっとした草花を挿し入れ眺めるだけでも、心のトゲを丸くしてくれそうだ。販売は、5月19日よりオンラインストアにてスタートとなる。
展開されるのは、どんな花や部屋にも馴染む球状の花器。青磁(鍋島焼)、陶器(唐津焼)、ガラス、木工など、素材の違いと職人技によって、その球体は地球や惑星のようにも、朝露や雨粒のようにも、春の空や河原の石ころのようにも見え、不思議に心が癒される。すべて職人の手仕事で仕上げられた一点もの。購入することで、現在イベントの中止や観光の自粛などで苦境に立たされている職人たちを支援することができる。また、売り上げの一部は公益社団法人日本医師会に寄付されるため、医療従事者への支援にもつながる。
以前は気にも留めなかった道端の雑草の美しさに感動したり、誰かを思いやることの豊かさにハッと気づかされるような日々が続く。いつでも心を丸く保つことは難しいけれど、〈ワン フラワーウェア〉の丸い花器にちょっとした草花を挿し入れ眺めるだけでも、心のトゲを丸くしてくれそうだ。販売は、5月19日よりオンラインストアにてスタートとなる。