DESIGN
傑作邸宅で、アール・ヌーヴォーに浸る。
『カーサ ブルータス』2020年4月号より
March 15, 2020 | Design | window on the world | photo_(c) MEN – Cliché Siméon Levaillant, 2019 text_Chiyo Sagae
多数の工芸家を輩出したフランス東部の都市ナンシーで、1902年に完成した〈マジョレル邸〉が修復を終え、ついに一般公開。
アール・ヌーヴォーが欧州を席巻した20世紀初頭、家具職人として成功を収めたルイ・マジョレルが建築家アンリ・ソヴァージュに依頼し、1902年に完成した〈マジョレル邸〉。
植物をモチーフにした曲線の特徴的な様式が、建築の細部から調度に至るまで貫かれた、貴重な邸宅博物館の誕生だ。
植物をモチーフにした曲線の特徴的な様式が、建築の細部から調度に至るまで貫かれた、貴重な邸宅博物館の誕生だ。
〈Villa Majorelle〉
1, rue Louis Majorelle 54000 Nancy TEL (33) 3 83 85 30 01。14時〜18時。月曜・火曜休。要サイト予約。