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ディオールとリモワのめぐりあい宇宙。
January 14, 2020 | Design, Fashion, Travel | PR | photo_Yoshio Kato styling & text_Yu-ka Matsumoto
夢のようなコレクション〈DIOR and RIMOWA〉が誕生。キム・ジョーンズのセンスとサヴォワールフェールの卓越した職人技が融合したカプセルコレクションは必見。
〈ディオール&リモワ〉カプセルコレクションが初お目見えとなったのは、昨年6月にパリで行われたメンズコレクションでのこと。ショーでは、90年代初頭の〈リモワ〉のヴィンテージケース《ピッコロ》をリバイバルさせた《ハンドケース》や、新たにデザインされたクロスボディストラップ付きのクラッチなどが登場。〈リモワ〉のアルミニウムボディには、アイコニックな「ディオール オブリーク」柄が装飾され、メゾンの伝統あるモチーフを未来へ向け軽やかに表現した。
「ディオール オブリーク」は、1967年に3代目のアーティスティック ディレクターであるマルク・ボアンにより考案されたモチーフ。キム・ジョーンズは、これまでにもこの伝統ある柄をデザインに取り込み、彼らしいひねりをきかせたアイデアでモダンに昇華してきた。今回のコラボレーションでは、〈リモワ〉を象徴する「グルーヴ デザイン(耐久性を高めるために施された凹凸のあるリブ加工)」のボディをキャンバスに、素材の表面に直接刻み込む高度な陽極酸化処理技術を採用し、アルミニウムの光沢を活かしたまま、鮮やかな発色と独特の輝きでモチーフを浮き上がらせた。
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