生誕90年。田中一光展、奈良で開催。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

生誕90年。田中一光展、奈良で開催。

故郷・奈良で2020年1月25日から行われる特別展『生誕90年 田中一光 未来を照らすデザイン』。古き良きものを題材としながらモダンに時代を彩ってきた巨匠の世界観を満喫できます。

田中一光『Nihon Buyo』1981年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『Ikko Tanaka ar Cooper Union』1987年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『タイトル不明(牡丹)』制作年不詳 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『Nihon Buyo』1981年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『Ikko Tanaka ar Cooper Union』1987年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『タイトル不明(牡丹)』制作年不詳 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
LOFTや無印良品、SAISONのロゴマーク、西武百貨店の包装紙……彼のデザインを目にしたことのない人なんていないのではないだろうか。2020年に生誕90年を迎えるグラフィックデザイナーの巨匠・田中一光の特別展『田中一光―未来を照らすデザイン』が、彼の故郷である奈良にて開催される。

今回の特別展では、〈ISSEY MIYAKE〉作品のモチーフとなったことも記憶に新しい『Nihon Buyo』をはじめ、奈良県立美術館が所蔵する代表作が多く展示される。田中が時代ごとに生み出してきた膨大な作品の中でも、大和絵や浮世絵、能など日本古来のアートを取り込んだデザインは、日本人なら見慣れているはずのモチーフであるにもかかわらず、そのモダンさには舌を巻く。そこには、奈良という日本の歴史と文化の原点とも言うべき土地で育った彼ならではの、日本への鋭い視点と愛を感じさせられる。
田中一光『JAPAN』1986年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『あやめ草 #1』1990年奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『JAPAN』1986年 奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
田中一光『あやめ草 #1』1990年奈良県立美術館蔵 ©Ikko Tanaka 1981 / Licensed by DNPartcom  
64年東京オリンピックのデザインにも参加するなど、その時代を彩ってきた田中一光の業績を振り返るとともに、それぞれの作品が放つ新鮮な輝きを、彼の生誕90年の年であり〈東京2020〉の開催される年に、あらためて味わっていただきたい。

『生誕90年 田中一光 未来を照らすデザイン』

〈奈良県立美術館〉
奈良県奈良市登大路町30。TEL 0742 23 3968。2020年1月25日~3月15日。9時~17時。1月27日、2月3、10、17、25日休。800円。