アスティエ・ド・ヴィラットが出版社を設立し、パリのガイド本を発表。

パリで唯一の陶器メーカー〈アスティエ・ド・ヴィラット〉がなんと、出版社を設立しました。第一弾はパリのガイドブックです。

超個人的なパリのガイドブック『マ・ヴィー・ア・パリ』(私のパリ生活)。日本語版が2016年11月に発売予定。
アスティエ・ド・ヴィラットはパリで唯一の陶器メーカー。トレードマークでもある真っ白な陶器はすべて職人によるハンドメイドで、ひとつひとつ表情が異なる風合いが魅力となっている。そんなアスティエ・ド・ヴィラットが2016年1月、パリ市内のサン・ヴィクトール通りに出版社〈エディション・アスティエ・ド・ヴィラット〉を設立。その第1冊目となる本『MA VIE A PARIS』(私のパリ生活)を発刊した。
すべてパリ市内のアトリエで活版印刷で制作された本。写真も撮りおろしだ。
今、なくなりつつある活版印刷でつくられたパリのガイドブックだ。銅による活字を組み合わせて印刷する技術で、パリで唯一の活版印刷のアトリエを買い取り、それをきっかけに出版社を立ち上げた。
左/ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット。右/イヴァン・ペリコーリ。ともにデザイナー。美術学校で出会い、1996年に会社を創業。
「2000年から作り続けている手帳をお願いしているアトリエで78歳の職人さんがやっていたのですが、廃業すると聞いて僕らが買い取ることにしたんです。フランス国内で、活版で本が印刷できるのはここだけ。新しい人たちを入れてスタッフを育てようとしています」(イヴァン・ペリコーリ)。