TRAVEL
沖縄やちむんを楽しむ、カフェ&ギャラリーが開店。
June 16, 2017 | Travel, Design, Food | a wall newspaper | photo_Ayumi Yamamoto text_Rie Nishikawa
読谷山焼 北窯の松田米司親方が開いた店には、ここでしか味わえない、魅力がたくさんあります。
沖縄の焼き物=やちむんの中でも抜群の人気を誇る窯元の親方、松田米司さんが自ら手がけるカフェとギャラリーが沖縄・読谷にオープンした。松田米司さんは双子の弟、松田共司さんと宮城正享さん、與那原正守さんの4人で、それぞれの工房からなる〈読谷山焼 北窯〉を1992年にスタート。伝統を重視しながらも自由でのびやかな米司さんのやちむんは、2016年公開のドキュメンタリー映画『あめつちの日々』で、そのものづくりの様子が描かれたり、15年イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館に作品が収蔵されるなど、国内外でさらなる評価が高まっている。
このカフェ&ギャラリーはもっとやちむんを身近に、実際に使って楽しんでもらいたいと7〜8年前からひそかに構想していたのだという。読谷の中でも工房とは少し離れた、静かな住宅街の一角に建ち、かなりモダンな印象のRC造の建物である。それも赤瓦の沖縄らしい工房とは異なる。
「美術館でいい作品を見たときのように、ゆったりとした気持ちでやちむんに触れてほしいというのが親方の希望です。カフェで使っている焼き物は、ほとんどがこのカフェのために特別に作ったものです」と次女の松田七恵さん。
このカフェ&ギャラリーはもっとやちむんを身近に、実際に使って楽しんでもらいたいと7〜8年前からひそかに構想していたのだという。読谷の中でも工房とは少し離れた、静かな住宅街の一角に建ち、かなりモダンな印象のRC造の建物である。それも赤瓦の沖縄らしい工房とは異なる。
「美術館でいい作品を見たときのように、ゆったりとした気持ちでやちむんに触れてほしいというのが親方の希望です。カフェで使っている焼き物は、ほとんどがこのカフェのために特別に作ったものです」と次女の松田七恵さん。
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