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知られざる建築都市、ミラノの新たな名建築を巡る旅に出よう!
November 17, 2022 | Travel, Architecture, Design | PR | text_Housekeeper
イタリアの建築といえば歴史的建造物? いえいえ、そんな古典的なイメージを払拭する風景が今、ミラノ市内に次々と出現しています。ミラノの高層ビルといえば、ジオ・ポンティ設計の〈ピレリ・タワー〉しか思い浮かばない方も必見。訪れるべき新たな名建築が誕生する、注目の3つの地区を巡ってみましょう!
ファッションの街として知られるイタリア・ミラノ。伝統的な建造物が残るこの街は今、新世代の建築都市として生まれ変わろうとしている。巨匠による大作や持続可能性に配慮した建築が誕生する、ミラノの注目すべき3つのエリアを紹介。
【シティライフ地区】巨匠建築家による高層タワーが並ぶ
かつて、世界最大規模の国際家具展示会『ミラノ・サローネ』も開催されていたミラノ市内の見本市(フィエラ)会場が、近郊ロー市に建設されたマッシミリアーノ・フクサス設計の未来的な会場へと移転したのは2005年のこと。以来、市内にあった見本市会場跡地は、ヨーロッパの最先端建築エリア「シティライフ」へと変貌を遂げている。
「シティライフ」を印象づけるのは、スター建築家のプロジェクトによる3棟のオフィスタワー。3棟とは、磯崎新による、垂直にスッと立つ姿を通称して「直線」と呼ばれる〈イソザキ・タワー〉(209m)。ザハ・ハディドによる、躯体にひねりを利かせた空に向かうようなデザインから通称「ツイスト」と呼ばれる〈ジェネラリ・タワー〉(177m)。そしてダニエル・リベスキンドによる、お辞儀をするように前傾する、通称「カーブ」と呼ばれる〈リベスキンド・タワー〉(175m)である。
3棟の周辺にはイタリア最大のショッピング&レストラン街や、同じくザハ・ハディドによる共同住宅、屋外現代美術館〈シティライフ・パーク〉が完成。また現在、BIGを率いるデンマークの建築家、ビャルケ・インゲルスが設計する〈シティ・ウェーヴ〉も建設中だ。2つの低層建築とアーケードのルーフ全面に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーのみによる電力の供給や、雨水を再利用するシステムの導入など、最先端のサステナビリティ技術が光る建築の竣工は2025年に予定されている。
「シティライフ」を印象づけるのは、スター建築家のプロジェクトによる3棟のオフィスタワー。3棟とは、磯崎新による、垂直にスッと立つ姿を通称して「直線」と呼ばれる〈イソザキ・タワー〉(209m)。ザハ・ハディドによる、躯体にひねりを利かせた空に向かうようなデザインから通称「ツイスト」と呼ばれる〈ジェネラリ・タワー〉(177m)。そしてダニエル・リベスキンドによる、お辞儀をするように前傾する、通称「カーブ」と呼ばれる〈リベスキンド・タワー〉(175m)である。
3棟の周辺にはイタリア最大のショッピング&レストラン街や、同じくザハ・ハディドによる共同住宅、屋外現代美術館〈シティライフ・パーク〉が完成。また現在、BIGを率いるデンマークの建築家、ビャルケ・インゲルスが設計する〈シティ・ウェーヴ〉も建設中だ。2つの低層建築とアーケードのルーフ全面に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーのみによる電力の供給や、雨水を再利用するシステムの導入など、最先端のサステナビリティ技術が光る建築の竣工は2025年に予定されている。
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