TRAVEL
田んぼに浮かぶホテル〈ショウナイホテル スイデンテラス〉に坂 茂設計のサウナが新設!
June 25, 2021 | Travel, Architecture, Culture | casabrutus.com | text_Housekeeper
山形県・庄内平野の水田に浮かぶように立つホテル〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。壮大な景観を楽しめると人気のこのホテルに、坂 茂設計のサウナが新設され、リニューアル。これまで以上に、心身ともにリフレッシュできる極上の癒し空間へと進化した。
山形県・庄内平野の水田に浮かぶように立つホテル〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。建築家の坂 茂が、この土地を象徴する水田から着想を得て、原風景に調和するように設計した2階建ての低層・木造建築。水盤に建物が映し出される様子が美しく、時間の流れや季節の移ろいによって異なる表情を楽しめる。館内は木の温もりを生かした居心地のいい空間で、どこにいても田んぼの気配を感じられる。そんな雄大な自然に囲まれた〈ショウナイホテル スイデンテラス〉のスパ棟に、坂が初めて設計したサウナが新設。天然温泉とフィットネスに、坂ならではの意匠が施されたデザイナーズサウナが加わり、これまで以上に癒し体験を満喫できるホテルへと進化した。
サウナは〈天色(あまいろ)の湯〉と〈月白(げっぱく)の湯〉の2カ所に新設。坂が設計した今回のサウナは、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる本格的なフィンランド式のロウリュだ。使用する水はヒバの香りのアロマウォーターで、水蒸気が上がる度に森林浴をしているような心地よさに浸れる。
〈天色の湯〉のサウナは、スパ棟の意匠を踏襲し、天井の木屋根や天窓、椅子、水風呂まで六角形のデザインで統一されたモダンな空間。室内に置かれた椅子は、一部が可動式になっていて、好みの高さや温度の場所に移動して楽しめる。サウナ室内からものどかな田園風景が望め、リラックスした時間を過ごすことができる。
〈月白の湯〉のサウナには、坂の建築のアイコンである紙管を模したベンチが配され、壁に設置されたロウリュには、さくらんぼやラ・フランスなど、山形県産の果樹を使用。水が自動で流れると、水蒸気とともにさわやかな木の香りに包まれる。また、水風呂の前には水盤と空が広がり、大自然とつながる感覚を味わえるのも魅力だ。
〈天色の湯〉のサウナは、スパ棟の意匠を踏襲し、天井の木屋根や天窓、椅子、水風呂まで六角形のデザインで統一されたモダンな空間。室内に置かれた椅子は、一部が可動式になっていて、好みの高さや温度の場所に移動して楽しめる。サウナ室内からものどかな田園風景が望め、リラックスした時間を過ごすことができる。
〈月白の湯〉のサウナには、坂の建築のアイコンである紙管を模したベンチが配され、壁に設置されたロウリュには、さくらんぼやラ・フランスなど、山形県産の果樹を使用。水が自動で流れると、水蒸気とともにさわやかな木の香りに包まれる。また、水風呂の前には水盤と空が広がり、大自然とつながる感覚を味わえるのも魅力だ。
湯上がりに、バーラウンジで県産の地ビールやワイン、フルーツジュースやジェラートを味わいながらクールダウンするのも楽しみのひとつ。隣接するライブラリにはブックディレクター幅允孝と共に選んだ本がずらりと1000冊並び、読書をしたり、ソファでくつろいだりとゆったり過ごすことができる。
また、今回のリニューアルに合わせ、田園風景が目の前に広がるテラスで朝ヨガができるプログラムを開始。レストラン〈ムーンテラス〉では、有機農業に取り組む自社農場から仕入れた野菜を使ったヘルシーなメニューが登場する。
さらに魅力を増した〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。自然とゆるやかにつながった極上の癒し空間は、日々の疲れをときほぐし、心と身体をリセットしてくれるはずだ。
また、今回のリニューアルに合わせ、田園風景が目の前に広がるテラスで朝ヨガができるプログラムを開始。レストラン〈ムーンテラス〉では、有機農業に取り組む自社農場から仕入れた野菜を使ったヘルシーなメニューが登場する。
さらに魅力を増した〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。自然とゆるやかにつながった極上の癒し空間は、日々の疲れをときほぐし、心と身体をリセットしてくれるはずだ。
〈ショウナイホテル スイデンテラス〉
山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1。TEL 0235 25 7424。全119室。1室2名利用で1泊朝食付き1人11,170円〜。サウナがある〈天色の湯〉と〈月白の湯〉、内湯の〈朱鷺色(ときいろ)の湯〉は男女入れ替え制。