FOOD
ブルックリンのマッサンに会ってきました!
| Food | a wall newspaper | photo_Valery Rizzo text_Mika Yoshida & David G. Imber editor_Yuka Uchida
朝ドラ『マッサン』の影響でウイスキーブームのニッポン。NYにもいたんです。ウイスキー造りに萌える男たちが!
2010年の創業以来、少量生産にもかかわらず口コミで評判が広まり、各地に熱烈なファンを生んできた〈キングスカウンティ〉。アメリカでも珍しい「地バーボン」を手造りするコリン・スポルマンの故郷はバーボンのメッカ、テネシー州。ただし彼が生まれた町はなんとドライカウンティ、つまり酒の販売・提供が禁じられた土地だった。よってブートレガーと呼ばれる売人からムーンシャイン(密造酒)を買うのがその地の習わしだったとか。安酒扱いのムーンシャインだが、帰省したコリンはその美味しさに開眼。酒造などまったく無縁だったのに、NYのアパートで友人と見よう見まねで酒造りを(こっそり)開始。以来、ムーンシャインをオーク樽で熟成させるバーボン造りに挑み続けてきた。
コーンはNY州北部の畑で取れるオーガニック。ピートや麦芽はイギリスの老舗から輸入し、水はブルックリン。屋上用貯水タンクメーカーの大御所・アイセクス兄弟に発注した木桶で、コーンと麦芽を攪拌する。ポットスチルもわざわざスコットランドからの特注品だ。コリンたちが丹精込めて造るバーボンは、NYのレストラン〈ザ・モダーン〉や、京都の〈祇園サンボア〉などでも味わえる。
コーンはNY州北部の畑で取れるオーガニック。ピートや麦芽はイギリスの老舗から輸入し、水はブルックリン。屋上用貯水タンクメーカーの大御所・アイセクス兄弟に発注した木桶で、コーンと麦芽を攪拌する。ポットスチルもわざわざスコットランドからの特注品だ。コリンたちが丹精込めて造るバーボンは、NYのレストラン〈ザ・モダーン〉や、京都の〈祇園サンボア〉などでも味わえる。
Loading...
