FOOD
ワインや日本酒と合わせ、新しい味に! モダン・ベトナミーズ〈アン ディ〉。
| Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa
ビールだけではもったいない! 世界各国のワイン、ときには日本酒と合わせれば、何倍ものおいしさに。ワインディレクター、大越基裕がオーナーの〈アン ディ〉はヘルシーなモダン・ベトナミーズ・レストランだ。
レストランでは「ドリンクペアリング」が当たり前になってきた。フレンチやイタリアンから始まった「料理とワインのマリアージュ」はジャンルを超えて和食や中華にも浸透し、飲み物もワインだけでなく、ビールや日本酒、ノンアルコールのジュースやお茶、水にまで範囲が拡がっている。
〈 Ăn Đi(アン ディ)〉は日本を代表するソムリエのひとりであり、ワインディレクターとして活躍する大越基裕が開いたモダン・ベトナミーズ・レストラン。5,900円のコースと4,900円のドリンクペアリングをセットで頼むのが基本のスタイルだ。
野菜やハーブをふんだんに使うベトナム料理に合わせて、選んだのはワインのほか日本酒、焼酎などを含め、約130種。ワインはフランス、イタリアはもちろん、イギリスやチェコ、ジョージアなどの珍しい地域のもの、日本産も押さえている。〈銀座レカン〉のシェフソムリエとして活躍し、現在はワインディレクターとして世界各国のワイン産地を訪れる大越らしいセレクション。最近、注目されているオレンジワインと呼ばれる、白ワインを造る際にブドウの果皮を長時間漬け込んで、皮の風味を生かしたものもある。ドリンクペアリングを通して、ワインその他アルコールのトレンドがわかるようにもなっている。
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