FOOD
デジタルアートを投影した空間で、土地の文化を五感で味わうパリの劇場型レストラン。
『カーサ ブルータス』2024年12月号より
| Food | window on the world | text_Chiyo
シーズンごとに異なる土地の食を体感させるレストラン〈アティカ〉がパリに登場。
旅はアート展を催す1階バー空間から始まる。
美しい映像が圧倒する地階テーブル席。
その昔は映画館だったカルチェラタンの店。
創業者ラムジ・サーデが食とデジタルアートで旅に誘う。今季はバスクがテーマ。まず空港や駅を思わせる内装の1階でバスクの現代アート鑑賞の後、海やハーブを喚起する香りとともに階下へ。広大なダイニングの360度を、口にする各料理のルーツや文化に即した映像と環境音が満たす。異色の食体験をお約束！
生ハムやチーズなどバスク食材のモダンな一皿。
ピンチョス。
