FOOD
小寺慶子のレストラン予報|千駄ヶ谷〈CENSU TOKYO〉
『カーサ ブルータス』2023年11月号より
| Food | RESTAURANT FORECAST | photo_Kenya Abe text_Keiko Kodera
香港発の新感覚レストランで感性が刺激されるでしょう。
食を人生の喜びとして生きる香港人の間で絶大な人気を集めているジャパニーズレストラン〈CENSU HK〉。世界各地の食文化に触れた日本人オーナーが香港の中環で営むこの店は連日行列ができる盛況ぶりだが、このたび日本に凱旋上陸を果たし、大きな話題を呼んでいる。
日本の美意識と東洋のモダニズムを融合させた食空間。香港でもオーナーを支えて手腕を発揮し、〈CENSU TOKYO〉の立ち上げをまかされた金須郁幸さんが中心となって、店をもり立てる。揚げたコーンとブラウンバターやスパイスのソースの組み合わせがヤミツキになるキャラメルコーンをはじめ、東京では香港と同様のシグネチャーメニューも用意するが、料理にオリジナリティを加えることもテーマのひとつ。
“よっぱらい鶏” を蛤でアレンジしたドランケンクラムの風味づけにはジャスミンの代わりに桜の葉を、ハーブの香りが食欲をそそる海南チキンパエリアには国産鶏を使用するなど、創意工夫も柔軟に。東京でもそのセンスで飛躍すること間違いなしだ。
日本の美意識と東洋のモダニズムを融合させた食空間。香港でもオーナーを支えて手腕を発揮し、〈CENSU TOKYO〉の立ち上げをまかされた金須郁幸さんが中心となって、店をもり立てる。揚げたコーンとブラウンバターやスパイスのソースの組み合わせがヤミツキになるキャラメルコーンをはじめ、東京では香港と同様のシグネチャーメニューも用意するが、料理にオリジナリティを加えることもテーマのひとつ。
“よっぱらい鶏” を蛤でアレンジしたドランケンクラムの風味づけにはジャスミンの代わりに桜の葉を、ハーブの香りが食欲をそそる海南チキンパエリアには国産鶏を使用するなど、創意工夫も柔軟に。東京でもそのセンスで飛躍すること間違いなしだ。
[予算]1人10,000円~
コースは8,800円から。香港でも人気の料理をアラカルトでも注文できるのが嬉しい。
[予約]できるだけ早めに
早めの時間は満席率高め。2人なら1階のカウンター、3人以上は2階のテーブル席がおすすめ。
[ドレスコード]カジュアルでOK
唐草模様の吊り天井やぼんぼり型の照明などを配した空間に似合うスマートカジュアルで。

小寺慶子
こでらけいこ 肉を糧に生きる肉食系ライター。趣味は肉旅(ミートリップ)と食べ物回文を考えること。「芋、エモい!」(タピオカの原料を知ったときの令和ギャルの反応)
