FOOD
小寺慶子のレストラン予報|五反田〈彬龍華66〉
『カーサ ブルータス』2023年4月号より
| Food | RESTAURANT FORECAST | photo_Kayoko Aoki text_Keiko Kodera
肉中華と伝説の担々麺で美食三昧できるでしょう。
汁あり担々麺やキャベツ入り回鍋肉など “日本育ち” の中国料理は数あるが、それは料理人のトライアル&エラーの精神の賜物であり、幅広い世代の日本人に中国料理が愛されている所以でもある。
この1月、五反田にオープンした〈彬龍華66〉は、中国料理の権威として知られる陳啓明氏とともにくるみペースト入りの “コク旨系” 担々麺を生み出したベテラン料理人、中里卓シェフが腕を振るう注目店。かつて日中の名シェフの技とアイデアのコラボレーションによって誕生した “伝説の担々麺” が味わえると聞けば、それだけで心惹きつけられる人も多いはず。
しかも、その復活劇を支えたのは言わずと知れた精肉卸のヤザワミート。黒毛和牛の特選部位を使った料理はXO醤やピーマン炒めなど、調理法のセミオーダーも可能で、コースはもちろんアラカルトでも提供。契約農家直送の中国野菜やフカヒレ、手づくりの点心など、肉以外のお楽しみも豊富だ。くるみと胡麻のクリーミーなスープがクセになる担々麺とともに、胃袋に歓迎光臨!
この1月、五反田にオープンした〈彬龍華66〉は、中国料理の権威として知られる陳啓明氏とともにくるみペースト入りの “コク旨系” 担々麺を生み出したベテラン料理人、中里卓シェフが腕を振るう注目店。かつて日中の名シェフの技とアイデアのコラボレーションによって誕生した “伝説の担々麺” が味わえると聞けば、それだけで心惹きつけられる人も多いはず。
しかも、その復活劇を支えたのは言わずと知れた精肉卸のヤザワミート。黒毛和牛の特選部位を使った料理はXO醤やピーマン炒めなど、調理法のセミオーダーも可能で、コースはもちろんアラカルトでも提供。契約農家直送の中国野菜やフカヒレ、手づくりの点心など、肉以外のお楽しみも豊富だ。くるみと胡麻のクリーミーなスープがクセになる担々麺とともに、胃袋に歓迎光臨!
[予算]夜は1人14,000円~
フカヒレ、北京ダックを含むコースは12,800円から。ボトルワインは6,000円から用意。
[予約]なるべく早めに
「あの伝説の担々麺が食べられる!」とランチは連日大盛況。夜の予約は現状、2週間前が安心。
[ドレスコード]スマートカジュアル
カウンター、メインダイニング、個室のいずれもカジュアルシックな雰囲気で居心地よし。
〈彬龍華66〉
東京都品川区西五反田2-14-13 リバーサイドニックハイム五反田1F TEL 03 5436 6600。11時30分~14時LO、17時30分~22時LO。月曜、第2・第4火曜休。

小寺慶子
こでらけいこ 肉を糧に生きる肉食系ライター。趣味は肉旅(ミートリップ)と食べ物回文を考えること。「甘めの玉ねぎね、また」「飲め、まあ!」(力作玉ねぎスープ)
