FOOD
金沢の台湾料理店〈四知堂 kanazawa〉で異国情緒溢れる食体験を。
March 18, 2022 | Food, Travel | casabrutus.com | photo_Masanori_Kaneshita text_Mariko Uramoto
城下町の風情を残す金沢・尾張町にある台湾料理店〈四知堂 kanazawa〉(スーチータン カナザワ)。大正時代に建てられた日本家屋に広がる台湾の世界で、異国情緒溢れる食体験を。
風情ある建物は、江戸時代から続く油問屋の社屋として使われてきたもの。それを大事に引き継いで、台湾料理店として生まれ変わらせたのはオーナーの塚本美樹さん。使い込まれた柱や梁、建具、床をなるべく生かしながら、補強を行ったという。一歩足を踏み入れると、八角やシナモンといったスパイスの香りが店内に漂い、台湾語のお品書きが目に飛び込んでくる。まるで台湾のストリートに迷い込んだみたいだ。
〈四知堂〉は台湾にあった人気の創作料理店。その台湾人オーナーがたびたび、塚本さんが金沢市内で運営するアンティークショップ〈SKLO room accessories〉に訪れていたことがきっかけで、二人の親交が始まったという。
「僕も台湾に行くようになって、現地の豊かな食文化を金沢で伝えられたらと思うようになりました。僕の実家は代々農家で、今も店を営みながら農業をしているのですが、以前から、自分で育てた米を食べてもらえる飲食店がやりたいと思っていて、粥や丼が味わえる台湾料理はピッタリじゃないかと思ったんです」
〈四知堂〉は台湾にあった人気の創作料理店。その台湾人オーナーがたびたび、塚本さんが金沢市内で運営するアンティークショップ〈SKLO room accessories〉に訪れていたことがきっかけで、二人の親交が始まったという。
「僕も台湾に行くようになって、現地の豊かな食文化を金沢で伝えられたらと思うようになりました。僕の実家は代々農家で、今も店を営みながら農業をしているのですが、以前から、自分で育てた米を食べてもらえる飲食店がやりたいと思っていて、粥や丼が味わえる台湾料理はピッタリじゃないかと思ったんです」
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