コーヒーをフルコースで“魅せる”〈KOFFEE MAMEYA -Kakeru-〉の新たな世界とは?
『カーサ ブルータス』2021年4月号より
April 6, 2021 | Food | window on the world | photo_Kenya Abe text_Yoko Fujimori
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エントランスのテイスティングカウンター。ここで豆の購入やドリンクのテイクアウトが可能。店のコンセプト「×(かける)」を表現したキューブの意匠が美しい。
「この物件との出会いが構想を実現する原動力になった」という築50余年の元倉庫。外観はトタン張りの風情をそのまま残し、硬派なラボの雰囲気に仕上げた。
店舗デザインは表参道店に続き〈14sd〉の林洋介が担当。三木隆真バリスタ(左)とカクテルを手がける図師聡バリスタ(右)の2トップがこの“舞台”を取り仕切る。
店内のチェアはすべて〈E&Y〉のカスタムメイド。ホワイトオークのゆったりとした一人掛けソファで、張り地は焙煎度合いを表現したダーク・ミディアム・ライトの3色に。
よく見るとチェアの背面にはエントランスと同様に「かける」をモチーフにした“キューブ”の意匠が…! 細部まで行き届いた統一感が気持ちいい。
店内奥に3脚だけ置かれたハイスツール。店全体を見渡せる特等席でもある。
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