FOOD
京のおやつと箸休め|〈Z plus〉の小菊。
January 23, 2021 | Food | casabrutus.com | photo_Kunihiro Fukumori text_Shoko Nishimura
1月8日に祇園南の一角に老舗菓子店〈鍵善良房〉がオープンした美術館〈ZENBI-鍵善良房〉。その隣にひっそりと佇むミュージアムショップ〈Z plus(ジープラス)〉では、ここだけのお菓子やグッズを販売。そのひとつ、愛らしい干菓子の〈小菊〉を紹介する。
「くずきり」が有名な〈鍵善良房〉だが、代表的な銘菓といえば和三盆糖で作られた「菊寿糖」。故事にちなんだ菊の花の形の干菓子で、繊細なつくりはうっとりする美しさ。その菊寿糖の大きさをひとまわり小さくしたのがこの「小菊」だ。
ショップのコンセプトである「手のひらにのるギフト」の一つとして作られたもので、木型づくりから始め、径1cmの「小菊」が誕生した。型を作るのも、小さな型から押し出すのも、職人の熟練の技と長年の経験があってのこと。材料は、菊寿糖と同じ上質な阿波の和三盆糖のみ。それを気候や湿度に合わせて水の量や押し加減を調整し、キメが細かく口どけなめらかな菓子に仕上げている。
販売は〈Z plus〉のみで、美術館の入館チケットにも1個添えられる。口の中に含みながら、館内をめぐり、帰りにショップに立ち寄って、1箱、2箱……お土産に。コーヒーやウイスキーにも合い、干菓子がぐんと身近になる。
ショップのコンセプトである「手のひらにのるギフト」の一つとして作られたもので、木型づくりから始め、径1cmの「小菊」が誕生した。型を作るのも、小さな型から押し出すのも、職人の熟練の技と長年の経験があってのこと。材料は、菊寿糖と同じ上質な阿波の和三盆糖のみ。それを気候や湿度に合わせて水の量や押し加減を調整し、キメが細かく口どけなめらかな菓子に仕上げている。
販売は〈Z plus〉のみで、美術館の入館チケットにも1個添えられる。口の中に含みながら、館内をめぐり、帰りにショップに立ち寄って、1箱、2箱……お土産に。コーヒーやウイスキーにも合い、干菓子がぐんと身近になる。
〈Z plus(ジープラス)〉
京都市東山区祇園町南側570−107 TEL 075 708 7311。10時〜18時。月曜休(祝日の場合は翌平日)。メール問い合わせはzplus.kyoto@gmail.comまで